国際交流基金アジアセンター主催「響きあうアジア 2019」において、公益財団法人ユニジャパン(東京国際映画祭)共催でワールドクラスの映画監督たちを紹介する「東南アジア映画の巨匠たち」を7月3日(水曜日)から7月10日(水曜日)まで有楽町スバル座、東京芸術劇場にて開催します。
7月4日(木曜日)のガリン・ヌグロホ監督『メモリーズ・オブ・マイ・ボディ』ジャパンプレミア上映前に本特集で来日する全監督を迎えてオープニングセレモニーを行います。
そしてこの度、日本とミャンマーをはじめワールドワイドに俳優・アーティストとして活躍する森崎ウィンさんにスペシャルゲストとしてご登壇頂くことが決定いたしました! 本特集上映の幕開けに相応しい豪華ゲストを迎えての一夜、ぜひご来場ください。
森崎ウィンさん コメント
僕にとっての第二の故郷である日本で、東南アジアに関わる機会を頂けた事に感謝と共に嬉しさで心が満たされています。今後もお世話になった方々に恩返し出来るよう、日々精進して参ります。
プロフィール
1990年生まれ、ミャンマー出身。08年にダンスボーカルユニットPrizmaX(現、PRIZMAX)に加入し歌手としてデビューを果たす。音楽活動と並行し、ドラマや映画への出演を重ね14年に尾崎豊追悼映画『シェリー』(笠原正夫監督)で映画初主演を務める。18年にはスティーブン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たし、日本のみならず海外へも活躍の場を広げている。主な出演作品に『クジラの島の忘れもの』(18/牧野裕二監督)、『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(18/御法川修監督)、『海獣の子供』(19/渡辺歩監督)など。最新作『蜂蜜と遠雷』(石川慶監督)が2019年10月4日公開予定。
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東南アジア映画の巨匠たち/響きあうアジア2019 登壇ゲスト情報
7月4日(木曜日)
『一緒にいて』
上映後Q&A ゲスト:エリック・クー監督
『ミーポック・マン [デジタルリマスター版]/痛み』
上映後Q&A ゲスト:エリック・クー監督
『メモリーズ・オブ・マイ・ボディ』
上映前オープニング・セレモニー
登壇者:ガリン・ヌグロホ監督、ブリランテ・メンドーサ監督、エリック・クー監督、カミラ・アンディニ監督、ナワポン・タムロンラタナリット監督、森崎ウィン (スペシャルゲスト)、安藤裕康(国際交流基金理事長)、久松猛朗(東京国際映画祭 フェスティバルディレクター)
上映後Q&A ゲスト:ガリン・ヌグロホ監督
7月5日(金曜日)
『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』
上映後トーク ゲスト:ブリランテ・メンドーサ監督
『アルファ、殺しの権利』
上映後Q&A ゲスト:ブリランテ・メンドーサ監督
『見えるもの、見えざるもの』
上映後Q&A ゲスト:カミラ・アンディニ監督
『ダイ・トゥモロー』
上映後Q&A ゲスト:ナワポン・タムロンラタナリット監督
7月6日(土曜日)
『ダイ・トゥモロー』
上映後Q&A ゲスト:ナワポン・タムロンラタナリット監督
『ミーポック・マン [デジタルリマスター版]/痛み』
上映後Q&A ゲスト:エリック・クー監督
『一緒にいて』
上映後Q&A ゲスト:エリック・クー監督
『アルファ、殺しの権利』
上映後Q&A ゲスト:ブリランテ・メンドーサ監督
7月7日(日曜日)
『見えるもの、見えざるもの』
上映後Q&A ゲスト:カミラ・アンディニ監督
『メモリーズ・オブ・マイ・ボディ』
上映後Q&A ゲスト:リアント(原案、出演)
7月8日(月曜日)
『十年 Ten Years Thailand』
上映後トークショー ゲスト:福島真人(東京大学教授/文化人類学)、徳山拓一(森美術館アソシエイト・キュレーター)
7月9日(火曜日)
『飼育』
上映後レクチャー 「『飼育』はどのようにカンボジアに翻案されたのか?」
講師:福富友子 (東京外国語大学非常勤講師)
7月10日(水曜日)
『アジア三面鏡2018:Journey』
上映後トークショー 「東南アジア映画の魅力とは?」
司会:夏目深雪(映画批評家、『躍動する東南アジア映画 多文化・越境・連帯』共編著者)
ゲスト:市山尚三(東京フィルメックス・ディレクター)、松下由美(映画プレゼンター)
「響きあうアジア2019」とは
国際交流基金アジアセンターは、活動5年目の結晶として、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典、「響きあうアジア2019」を開催いたします。国を超え共に創り上げた舞台芸術、映画から、東南アジア選手による混成サッカーチーム「ASIAN ELEVEN」と日本チームとの国際親善試合、“日本語パートナーズ”のシンポジウムまで、お互いの文化が刺激しあって生まれた珠玉のイベントの数々を楽しめる機会です。この祭典は、国際交流基金アジアセンターがこれまで5年にわたり行ってきた相互交流の成果を振り返るとともに、日本と東南アジアとの関係をさらに深めるための起点となることでしょう。
「響きあうアジア2019」は、東南アジアでも展開予定です。
本事業はbeyond2020の認証事業です。