国際交流基金アジアセンターでは、神戸市長田区の劇場を拠点に上演芸術を展開するダンスボックスと共催で、子守歌と人形劇を通して、地域に暮らすアジアをルーツに持つ人々の文化を知る2つの事業を実施しています。

ながたのこもりうた

プロジェクト「ながたのこもりうた」では、神戸市長田区やその近くに暮らす、アジアにルーツを持つ9名の方に、自分の聞いた子守唄や子守唄にまつわる思い出を聞かせていただきました。お聞きしたエピソードや子守唄の歌詞をもとに、絵本『神戸・長田のちいさな子守唄』にまとめました。その完成を記念して、2022年1月にトーク・プログラムを開催します。

チャオチャオ！ベトナム水上人形劇！

長田区は、近年ベトナムからの定住者が増加している地域です。ベトナムには、農村文化から生まれ千年以上の歴史を持つと言われる「水上人形劇」があります。水上人形劇に触れることで、ベトナムの文化を形づくってきた農村の暮らしや、ベトナムの人々が大切にする精神を知ってもらう試みです。ベトナム水上人形劇を構成する「人形」、「台詞」、「劇場」の観点から、子どもから大人まで楽しめる体験型の工作プログラム「チャオチャオ！ベトナム水上人形劇！こどもも！大人も！ 工作ひろば」を2022年1月に実施します。

事業および各イベントの詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後の状況により中止あるいは内容を変更する可能性があります。最新の情報は下記の詳細ページでご確認ください。

ながたのこもりうた
チャオチャオ！ベトナム水上人形劇