※定員に達しましたので申込受付を終了しました。お申込みをされていない方は、当日空席が出た場合に限りご入場いただけます。当日会場受付にてお問合せください。
国際交流基金アジアセンターは、上智大学アジア人材養成研究センターと共催で、カンボジアから文化遺産保全修復の最高責任者のカンボジア王国政府文化芸術省プーン・サコナ(Phoeung Sakona)大臣を基調講演にお迎えし、国際シンポジウム「よみがえれアンコール・ワット、修復はカンボジア人の手で-by the Cambodians, for the Cambodians 30年-」を開催いたします。
東南アジアの多くの世界遺産では、歴史的建造部の保全修復と観光資源としての活用、そしてそれらを地域社会の発展につなげる取り組みが共通の課題となっています。このシンポジウムは、カンボジア王国の世界遺産アンコール・ワット西参道の保全修復に取り組んでいるカンボジアと日本の有識者や実務家から現状と課題を提起し、急速な近代化が進むカンボジアで取り組む、国際貢献のあり方を浮き彫りにします。
皆様のご来場をお待ちしております。
イベント詳細
日時 | 2019年2月22日(金曜日) 13時~17時25分 (開場12時30分) ※途中入退場可 |
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会場 |
上智大学国際会議場(2号館17階) アクセス ※駐車場はございません。公共交通機関(地下鉄・JRの四谷駅)をご利用ください。 |
言語 | カンボジア語/日本語(逐次通訳) |
入場 | 無料(要事前申込・先着順、定員120名) |
申込 | 上智大学イベント申込ページよりお申込みください。 |
主催 | 国際交流基金アジアセンター、上智大学アジア人材養成研究センター |
後援 | 外務省、JICA、文化遺産国際協力コンソーシアム、ANAホールディングス、三菱商事株式会社、サタパナ銀行(カンボジア)、日本通運株式会社、一般社団法人日本建設業連合会社会貢献活動協議会 |
問合せ | 上智大学アジア人材養成研究センター TEL:03–3238–4136、E-mail:sacrhd@cl.sophia.ac.jp |
公式サイト | 上智大学アジア人材養成研究センター |
プログラム
司会:丸井雅子教授(総合グローバル学部)
カンボジア語通訳:ラオ・キム・リァン博士、ニム・ソティーヴン博士
- 13時~13時5分 開会挨拶
佐久間勤(上智学院理事長/イエズス会高等教育担当理事) - 13時5分~13時30分 基調講演
「カンボジアの文化遺産守る保存官たち」
H.E.プーン・サコナ(Phoeung Sakona)閣下(カンボジア王国政府文化芸術省大臣) - 13時30分~14時 報告その1
「アプサラ機構の役割とその活動」
H.E.ハン・ペウ(Hang Peou)(アプサラ機構総裁)<水利都市論> - 14時~14時50分 報告その2
「アンコール・ワット西参道の現場から~遺跡局長として~」
Dr.リー・ヴァンナ(Ly Vanna)(アプサラ機構遺跡局長、上智大学大学院にて博士学位取得)<東南アジア考古学> - 14時50分~15時 休憩
- 15時~15時30分 報告その3
「技術アドヴァイザーの立場から」
平山善吉(アンコール遺跡国際調査団、西参道修復技術交流研修委員会委員長)<建築構造力学> - 15時30~16時 報告その4
「アンコール・ワットの保存官としての取り組み」
マオ・ソックニー(Mao Sokny)(アプサラ機構保存官)<アンコール建築学> - 16時~16時30分 報告その5
「1996年からのアンコール・ワット修復工事」
三輪悟(アジア人材養成研究センター特任助教)<アンコール建築学> - 16時30分~17時15分 パネルディスカッション
「西参道において検証された伝統技法」
Dr.リー・ヴァンナ(Ly Vanna)(アプサラ機構遺跡局長)<東南アジア考古学>
アン・ソピアプ(An Sopheap)(アプサラ機構保存官)<アンコール考古学>
平山善吉(西参道修復技術交流研修委員会委員長)<建築構造力学>
三輪悟(アジア人材養成研究センター特任助教)<アンコール建築学>
司会:石澤良昭(アジア人材養成研究センター所長)<カンボジア碑刻学> - 17時15分~17時25分 まとめ・閉会挨拶
H.E.ウン・ラチャナ(Uhg Rachana)閣下(駐日カンボジア大使)
櫻井友行(国際交流基金理事)