イスラームへのアプローチ:宗教から考える文化と社会(TAMU 連続セミナーシリーズ 第1回)

日本

国際交流基金アジアセンターでは、世界のムスリム(イスラーム教徒)人口のおよそ半数が東南アジアに暮らしていることに着目し、日本ではあまり知られていないイスラームについて、同地域の若手ムスリムたちとの交流を通じて理解を深める「東南アジア・ムスリム青年との対話事業(TAMU/Talk with Muslims)」を実施してきました。

2019年度は、東南アジアのムスリム社会や日本とイスラームの関わりをテーマとする講演会とシンポジウムを4回にわたり開催します。イスラームについての理解を深めながら、異なる文化や価値観を認め合える社会のあり方についても考える機会としたく、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

全4回の概要は下記ページをご参照ください。
東南アジア・ムスリム青年との対話事業(TAMU/Talk with Muslims)

↓クリックして全体をみる [PDF:1.2MB]

TAMU2019 連続セミナー『イスラームへのアプローチ』チラシサムネイル

イベント詳細

第1回「日本とイスラームの出会い」(講演会)

第1回は、明治学院大学の大川玲子氏をお招きし、日本とイスラーム世界の出会いや交流の歴史を中心に、日本人がイスラームに抱きがちな距離感の要因や、イスラーム理解に向けたヒントについてお話しいただきます。

日時 2019年12月4日(水曜日) 18時から19時30分(17時30分開場)
会場

国際交流基金本部2階 ホール[さくら] アクセス
東京都新宿区四谷4-4-1 google map

※東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅1番出口から徒歩3分

参加費 無料、要事前申し込み
申込み 以下のいずれかの方法でお申し込みください。※受付を終了しました。

言語 日本語
プログラム 17時30分:開場
18時:主催者挨拶、講演会
19時:質疑応答
主催 国際交流基金アジアセンター
問合せ 国際交流基金アジアセンター文化事業第2チーム 担当:八木、安藤
Tel:03-5369-6045、Fax:03-5369-6141

講師

大川玲子(明治学院大学国際学部 教授)

専門はイスラーム学、特に聖典クルアーン(コーラン)の解釈史を研究してきた。2013年にカンボジアのムスリム(チャム人)の現地調査も行った。近著に、『クルアーン 神の言葉を誰が聞くのか』(慶応義塾大学出版会、2018年)、『チャムパ王国とイスラーム カンボジアにおける離散民のアイデンティティ』(平凡社、2017年)、『イスラーム化する世界 グローバリゼーション時代の宗教』(平凡社、2013年)など。

関連情報

第2回「映画から読み解く東南アジアのイスラーム -マレーシアを中心に」(参考上映・講演会)

第3回「多様なイスラームのすがたと日本の未来」(シンポジウム)

第4回「ヤングムスリムたちの挑戦」(講演会)