令和6年度「日 ASEAN 中高教員交流事業」:校長・社会科教員等の来日視察

日本

国際交流基金(JF)は、「日ASEAN中高教員交流事業」を2024年度から開始し、初年度となる今回は2グループ(グループ A、B)に分け、ASEAN 各国の中等教育機関に所属する学校長等(グループ A)、 社会科教員等(グループB)を11月に日本へ招へいしました。

日ASEAN中高教員交流事業と書かれた横断幕を中央の数人で掲げて、参加者の記念写真
グループAの東京都立墨田川高校視察
講堂内で阿波踊りの装束の男女と一緒に横断幕を掲げて記念写真
グループBの阿波踊り体験

参加者は、8日間の訪日期間中にレクチャー、SDGs実現に向けた日本の取り組みに関する視察、文化体験、教育機関訪問や教育関係者との交流等を通して日本理解を深めました。最終日には各参加者がアクションプランを作成しました。

参加者からは、「他の国の先生たちと直接交流できるのはとても貴重」、「地域共通課題の解決方法を理解し、子どもや人々に伝えることが私たち教員の役割」などの声が寄せられました。

会場内のいくつかの丸テーブルを囲んで座り、ノートパソコンや資料を見ながら参加している
グループAのラップアップセッションの様子

帰国後は、このプログロムで得た経験や知識を活かし、教員たちへのプレゼンテーションや、所属校において日本関連の授業を実施するなど、将来ASEANと日本間の交流を担う若い世代の育成にも協力しています。

プログロムから2ヶ月が経過した1月31日には、フォローアップとして、グループA・B合同でのオンライン同窓会イベントを開催しました。

事業の詳細はJF本体サイトに掲載しています。

JFサイト

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