今年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭との新たな取り組みとして、映画監督によるマスタークラスを開催いたします。
講師には、カンヌ国際映画祭やヴェネツィア国際映画祭、ベルリン国際映画祭等、世界の名だたる映画祭で受賞歴のあるフィリピン映画界の巨匠ブリランテ・メンドーサ監督をお招きします。
手持ちカメラによる臨場感ある映像、ノイズも含めた生々しく湧き上がる音、脚本によらないセリフや演技を引き出す演出など、確立した独自の映画制作の技法や映画に対する監督の想いをじっくりとお聞きします。
イベント詳細
日時 | 2019年9月17日(火曜日)14時30分(14時開場、16時30分終了予定) |
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場所 | |
講師 | ブリランテ メンドーサ(『それぞれの道のり』監督) |
内容 | 映画制作に関する講義、関連映像の上映、映像制作に関する質疑応答など |
参加 | 無料(事前申込制、先着順、定員100名) |
申込み | 9月12日(木曜日)までにアジアフォーカス・福岡国際映画祭公式サイトよりお申し込みください。 |
言語 | 英語・日本語(日英逐次通訳) |
主催 | 国際交流基金アジアセンター、アジアフォーカス・福岡国際映画祭 |
問合せ | アジアフォーカス・福岡国際映画祭実行委員会事務局 TEL:092-733-5170、info@focus-on-asia.com |
ブリランテ メンドーサ監督プロフィール
フィリピン映画を代表する映画監督。デビュー作『マニラ・デイドリーム』(2005年)はロカルノ国際映画祭金豹賞を受賞。アジアフォーカス・福岡国際映画祭で日本初上映となった『どん底』(2007年)は、ベルリン映画祭カリガリ賞、『キナタイ マニラ・アンダーグラウンド』(2009年)はカンヌ映画祭最優秀監督賞に輝く。『汝が子宮』(2012年)はヴェネツィア国際映画祭で3賞に輝き『罠(わな)~被災地に生きる』(2015年)、『ローサは密告された』(2016年)はカンヌ映画祭の受賞作となる。
国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭との連携プロジェクトの一環で、世界的に活躍するアジアの気鋭監督3名によるオムニバス映画『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』に参加し、日本での撮影も行った。アジアフォーカス・福岡国際映画祭では前述の『どん底』に始まり,過去4作品を上映。本映画祭での『どん底』の上映が、メンドーサ監督作品の日本初上映となった。
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2019でのブリランテ・メンドーサ監督の作品上映
『アルファ 殺しの権利』/Alpha, The Right To Kill
2018年/フィリピン/94分
上映日:
9月14日(土曜日)13時30分
9月16日(月曜日・祝日)17時15分
9月19日(木曜日)17時
会場:ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
『それぞれの道のり』/Lakbayan (Journey)
2018年/フィリピン/118分
上映日:
9月14日(土曜日)10時15分
9月16日(月曜日・祝日)13時
9月19日(木曜日)19時15分
会場:ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13