カラフルな「アジア」のグルーヴに出会い、巻き込まれる!
日本最大級の国際舞台芸術祭、フェスティバル/トーキョー18のオープニングは、昨年に引き続き、タイの振付家ピチェ・クランチェンがコンセプト・演出で、新作の野外公演『MI(X)G』(ミックス)を上演します。昨年のオープニングプログラム『Toky Toki Saru(トキトキサル)』では、南池袋公園の特設ステージで、劇場空間にとらわれない、作品と観客との出会いを創出し、好評を博しました。
今作は「変化し続けるアジア」をテーマとし、タイトル『MI(X)G』(ミックス)には、アジア域内で加速するMigration(移動)、Immigration(移住)による未知(X)との出会い、それらを受け入れる融和(Grant)の喜びという意味が込められています。ステージを設けない開放的な空間で、アジアの各地域から集まったメインダンサー6名と日本在住のダンサー24名が、色も形もさまざまなバルーン型のオブジェを身につけ揺れ動き、DJの生みだすグルーヴとともに、新たな祝祭空間を立ち上げます。
ピチェ・クランチェン Pichet Klunchun
タイの古典仮面舞踏劇コーンの名優チャイヨット・クンマネーのもとで16歳より訓練を開始。バンコクのチュラロンコン大学で芸術・応用美術の学士号を取得後、舞台芸術を探求してきた。北米、アジア、ヨーロッパの各地で様々な舞台芸術プロジェクトに参加。フランス政府から芸術文化勲章シュバリエ章(2012)、アジアン・カルチュラル・カウンシルからジョン・D・ロックフェラー三世賞(2014)を受賞。近年では、『Toky Toki Saru(トキトキサル)』(2017)、『Dancing with Death』(2016)、『Black and White』(2015)などが日本で上演されている。
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イベント詳細
日時 |
オープニングプログラム『MI(X)G』 注:10月14日(日曜日)は終演後、ポスト・パフォーマンストークあり。 |
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会場 |
南池袋公園 アクセス 注:ステージ・観客席はありません。芝生の上で、ご自由に鑑賞いただけます。 |
上演時間 | 120分(予定) |
料金 | 入場無料(予約不要) |
主催 | フェスティバル/トーキョー実行委員会 豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) |
共催 | 国際交流基金アジアセンター |
公式ウェブサイト | フェスティバル/トーキョー |
フェスティバル/トーキョー アジアシリーズについて
フェスティバル/トーキョーは、2014年より、国際交流基金及び国際交流基金アジアセンターとの共催で、アジア地域の舞台芸術等を紹介するプログラム「アジアシリーズ」を実施しています。今回5回目となる同シリーズは「トランス・フィールド」と題し、第4回までに実施してきた「毎年アジア地域の1か国を特集する」という枠組みを廃し、様々なアジア地域の作品等を紹介します。詳細は、フェスティバル/トーキョー公式ウェブサイトをご覧ください。
その他アジアシリーズイベント情報
- ショプノ・ドル『30世紀』(演劇)
日時:11月3日(土曜日)午後6時から、11月4日(日曜日)午後2時から
会場:東京芸術劇場 シアターウエスト
脚色・演出:ジャヒド・リポン 原作:バドル・ショルカル
https://www.festival-tokyo.jp/18/program/30century - 『ボンプン・イン・トーキョー』(ダンス、音楽など)
日時:11月10日(土曜日)午後7時から、11月11日(日曜日)午後6時から
会場:北千住BUoY
キュレーション:ローモールピッチ・リシー
https://www.festival-tokyo.jp/18/program/bonnphum - 『フィールド・プノンペン』(美術など)
日時:11月10日(土曜日)午後2時から9時30分、11月11日(日曜日)午後2時から8時30分
会場:北千住 BUoY
https://www.festival-tokyo.jp/18/program/PhnomPenh - 『境界を越えて~アジアシリーズのこれまでとこれから』(トーク、映像等予定)
日時:11月8日(木曜日)から11月11日(日曜日)まで 各日午後1時から(入退場自由)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
https://www.festival-tokyo.jp/18/program/ajia
詳細は「フェスティバル/トーキョー」公式サイトもご参照ください。
本事業はbeyond2020の認証事業です。