劇団「青年団」主宰、劇作家・演出家の平田オリザ氏の代表作の1つ『東京ノート』について、このたび、物語の舞台をマニラに翻案し、俳優陣も新たにマニラでオーディションを行う、『マニラノート』を、11月30日よりマニラで上演します。
『東京ノート』は、これまで、『ソウルノート』、『台北ノート』などアジア各国の都市に翻案した作品が発表されています。また、東南アジア地域では、2017年11月には、日タイ修好130周年記念事業の一環として、国際交流基金バンコク日本文化センターとチュラロンコーン大学文学部演劇学科の共催により、『バンコクノート』が上演されました。
このたび、フィリピン演劇界からのラブコールを受けて、『東京ノート』のマニラ版となる『マニラノート』を制作・公演する運びとなりました。本事業は、国際交流基金マニラ日本文化センター、劇団タンハラン・フィリピノ(TP)、フィリピン文化センター(CCP)の共催により、11月30日にマニラで初演予定です。
出演者オーディション(2018年8月)、プレリハーサル(2018年9月)、リハーサル(2018年10月~11月)を経て、2018年11月30日にマニラで初演予定。会場のCCP Little Theaterにて、12月16日の千秋楽まで、計12回の上演を予定しています。全編フィリピノ語による上演となります(第1週の4回は英語字幕付き上演を予定しています)。
公演詳細
公演日程
11月30日(金曜日)午後8時(初演)
12月01日(土曜日)午後3時、8時
12月02日(日曜日)午後3時
12月07日(金曜日)午後8時
12月08日(土曜日)午後3時、8時
12月09日(日曜日)午後3時
12月14日(金曜日)午後8時
12月15日(土曜日)午後3時、8時
12月16日(日曜日)午後3時(千秋楽)
会場
フィリピン文化センター Little Theater
実施体制
- 制作:劇団タンハラン・フィリピノ、国際交流基金マニラ日本文化センター
- 演出:平田オリザ
- 翻案:Rody Vera
- 演出助手:Hazel Gutierrez
- 翻案助手:Maynard Manansala
- 舞台美術:杉山至
- 舞台美術アシスタント:陳彦君(Chen Yen-Chun)
- 台本翻訳:珍田真弓
- 字幕操作:西本彩
- 共催:国際交流基金マニラ日本文化センター、劇団タンハラン・フィリピノ、フィリピン文化センター
本事業はbeyond2020の認証事業です。