1990年以降、国際交流基金が実施してきたアジア地域の美術事業を「国際交流基金アジア美術アーカイブ」として紹介するサイトを昨年立ち上げましたが、このほど30年にわたる美術事業のなかの美術展カタログ、シンポジウムの報告書など、18件のデジタル化した資料を公開しました。未だ部分的な公開ではありますが、研究者、キュレーターをはじめアジアの美術に関心のある方々にご利用いただければ幸いです。
報告書
- 現代美術シンポジウム1994「アジア思潮のポテンシャル」(1994)
- シンポジウム「再考:アジア現代美術」(1997)
- 国際シンポジウム1999「アジアの美術─未来への視点」(1999)
- 国際シンポジウム2002「流動するアジア─表象とアイデンティティ」(2002)
- 国際シンポジウム2005「アジアのキュビスム」(2005)
- 国際シンポジウム2008「Count 10 Before You Say Asia: Asian Art after Postmodernism」(2008)
- アートスタディーズ Vol.1 「国際セミナー2014:Cultural Rebellion in Asia 1960-1989」(2014)
- アートスタディーズ Vol.2 「国際シンポジウム2015:はじまりは90s:東南アジア現代美術をつくる」(2015)
- アートスタディーズ Vol.3 「アンソロジー:東南アジア美術の歴史を形づくる」(2017)
- アートスタディーズ Vol. 4 「Condition Report: Shifting Perspectives in Asia」(2018)
- アートスタディース Vol. 5 「Curators' Forum 2018: Imagining New Ecologies」(2018)
カタログ
- 変貌する社会の新世代「シンガポール現代美術2人展」(1990)
- フィリピン現代美術「エドガー・タルサン・フェルナンデス展」(1991)
- タイ現代美術のニューフェイス「モンティエン・ブンマー展 土で描かれたパゴダ&コスモス」(1991)
- 日本・シンガポール現代美術展「カオスと向き合う絵画の諸相」(1993)
- 方力鈞─物語なき時代の人間像(1996)
- ヘリ・ドノ展─映しだされるインドネシア(2000)
- アトゥール・ドディア展─ボンベイ:迷宮/実験室(2001)
- イ・ブル《世界の舞台》(2003)