6月2日(土曜日)、岩手県北上市にて、宮城県と岩手県の高校生ら7名がインドネシアのバリ島での体験を芸能関係者や同世代の若者に向けて報告しました。芸能の継承と芸能を活かした町おこしの可能性を語る派遣団の話に、会場に集まった約50名が耳を傾けました。
報告会は、派遣団による鹿踊り演舞に始まり、バリでの活動をまとめたダイジェスト動画の紹介、派遣団の報告、と短い時間でしたが、高校生ら報告者がテスト勉強と並行して準備したプレゼンテーションは非常に見応えのあるものとなりました。会場からは、高校生の素直な言葉に笑いもこぼれましたが、派遣団のリーダー・小野寺くんから、バリでの経験を活かした今後の活動として、鹿踊が町おこしの起爆剤となる可能性が伝えられると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。終始温かい雰囲気の報告会でしたが、最後に会を締めくくったのは、今回の派遣事業にも2名が参加した岩手県立岩谷堂高等学校・鹿踊部8名による鹿踊演舞でした。『しし頭』の下はあどけない女子高生たちなのですが、一旦頭(かしら)をかぶると本当にかっこ良い『しし』に変身します。岩手県立岩谷堂高校鹿踊部のみなさん、素晴らしい演舞をありがとうございました。
当日のプレゼンテーションで使用したスライド資料をダウンロードしていただけます。
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Sanriku-Asian Network Project報告会資料(PDF:10M)