シンポジウム“東南アジアのショートフィルムの現状と展望”の書きおこし&動画配信開始!

国際交流基金アジアセンターは、ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)と共催で実施した東南アジアの短編映画関係者による国際シンポジウムの動画配信を本事業特設ウェブサイト(URL下記)にて開始しました。

第二回目の今年は、ミャンマー、ベトナム、マレーシア、タイからのパネリストがシンポジウムに参加。昨年同様、「東南アジアのショートフィルムの現状と展望」と題し、「映画産業全体からみた、東南アジア各国におけるショートフィルムの位置づけ」「各国におけるショートフィルム制作の状況」「各国での若手映像作家の育成状況」「未来に向けた共通課題とその解決」の4テーマで議論が交わされました。一括りに東南アジアと言っても、政治や宗教的背景、経済状況などは大きく異なるため、映画製作事情も多種多様。例えば、マレーシアでは広告業界がショートフィルム製作の土壌となっていたり、ミャンマーでは比較的コストがかからないドキュメンタリー作品が多くつくられていたりと、各国の具体的な状況を伺うことができました。
インドネシア、カンボジア、シンガポール、ラオスのパネリストが参加した第一回のシンポジウムの様子についても、下記ウェブサイトにて動画をご覧いただけます。
また、同サイトでは本プロジェクトに参加した東南アジア諸国における映画製作事情に関するコラムも展開中です。ぜひご覧ください。

【本事業特設ウェブサイト】
http://www.shortshorts.org/southeast_asia/ (2016年度)
http://www.shortshorts.org/southeast_asia2015/ (2015年度)