「タレンツ・トーキョー2016」参加者(タレンツ)及びメイン講師決定!

アジアの若手映画人材育成事業「タレンツトーキョー 2016」の参加者(タレンツ)が決定しました。 今年のテーマは「Close up: focus on your passion」。
メイン講師には、モフセン・マフマルバフ(映画監督)、イザベル・グラシャン(プロデューサー)、アレクサンドラ・アビコバ(ワールド・セールス)の3名を迎えます。
第17回東京フィルメックス会期中の11月21日(月曜日)~26日(土曜日)までの6日間、9ヶ国15名のタレンツが東京に集い、世界で活躍していくためのノウハウや国際的なネットワークを構築する機会を得ます。
最新情報は「タレンツ・トーキョー2016」の公式ウェブサイトをご覧ください。

タレンツ・トーキョー公式サイト

タレンツ(計15名/国名のアルファベット順)

監督(13名)

Kavich NEANG(カンボジア)
CAI Jie(中国)
MO Jinjin(中国)
Timothy YEUNG(香港/カナダ)
Shalahuddin SIREGAR(インドネシア)
木下雄介(日本)
中村真夕(日本)
Sein Lyan Tun(ミャンマー)
Martika ESCOBAR(フィリピン)
Charena Theressa ESCALA(フィリピン)
Tongpong CHANTARANGKUL(タイ)
Binh Giang LE(ベトナム)
Duc DOAN(ベトナム)

プロデューサー(2名)

LI Yang(中国)
Gita Fara PRADITYA(インドネシア)

*平成28年9月27日時点の情報であり、変更になる可能性があります。

メイン講師

モフセン・マフマルバフ(映画監督)

モフセン・マフマルバフ氏のプロフィール写真

1957年テヘラン生まれ。民主主義のために闘い、17歳で投獄され、5年近くを牢獄で過ごす。釈放後も文学や映画活動を通し民主主義と平等を追究する。30本の長編・短編映画およびドキュメンタリー映画を世界10ヶ国で監督し、カンヌ、ヴェネチア、ロカルノなどの映画祭で50を超える賞を受賞。優れた業績に対し、映画と文学における2つの名誉博士号が授与された。映画製作や作家活動の他に、イランやアフガニスタンにおける人権活動家としても活動。
東京フィルメックスでは『カンダハール』(2001)、『セックスと哲学』(2005)、『スクリーム・オブ・アント』(2006)、『庭師』(2012)、『微笑み絶やさず』(2013)が上映され、『独裁者と小さな孫』(2014)は観客賞を受賞し、日本公開もされた。

イザベル・グラシャン(プロデューサー)

イザベル・グラシャン氏のプロフィール写真

フランスのテレビ局[Canal+]でジャーナリストとしてキャリアをスタート。1998~2003年まで在中国フランス大使館で視聴覚担当。2004年エグゼクティブ・プロデューサーとして『青紅~Shanghai Dreams』(ワン・シャオシュアイ/2005/カンヌ国際映画祭審査員賞受賞)製作。それ以降、『パリ、ただよう花』(ロウ・イエ/2011/トロント国際映画祭)、『三姉妹~雲南の子』(ワン・ビン/2012/ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門最優秀作品賞)等の製作に関わる。現在は、キット・ホイ、ロウ・イエ、ワン・シャオシュアイ、エディ・チャフヨノ、モーリー・スリヤ他、新世代の中国人やインドネシア人監督とプロジェクトを企画中。2011年、フランスと中国との共同製作における功績に対し、フランス文化省から芸術文化勲章シュバリエ授与。2012年1月よりユニフランス中国支局長。

アレクサンドラ・アビコバ(ワールド・セールス)

アレクサンドラ・アビコバ氏のプロフィール写真

2010年からm-appeal社のセールス、配給担当。ベルリンを拠点にしたm-appeal社は若手のワールド・セールス会社で、東ヨーロッパ、南ヨーロッパ、ドイツ、アジア、ラテンアメリカなど様々な国から新鮮で質の高い映画を集めている。m-appeal社を通して近年手掛けた作品には、『WITHOUT NAME』 (Lorcan Finnegan/2016/トロント国際映画祭)、『4 DAYS IN FRANCE』 (Jerome Reybaud/2016/ヴェネチア国際映画祭批評家週間)、 『ブルカの中の口紅』(アランクリター・シュリーワースタウ監督/2016/東京国際映画祭)、『BLANKA』 (長谷井宏紀/2015/テルアビブ国際子ども映画祭)、『SINGING IN GRAVEYARDS』 (Bradley Liew/2016/ヴェネチア国際映画祭批評家週間)等がある。

※このほか、ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ・タレンツ)より、フロリアン・ウェグホルン(プログラム・マネージャー)がメイン講師として参加します。