アンサンブルズ・アジア(ENSEMBLES ASIA)は、アジアにおいて音楽のフロンティアと音を楽しむ人とをつなぎ、新たな音楽の可能性を世界へ発信していく交流プロジェクト。
アーティスティック・ディレクターに音楽家/作曲家の大友良英氏を迎えて、2014年度から2017年度にかけて以下の3つのプロジェクトを実施。
2017年度の本事業はbeyond2020の認証事業です。
アジアン・ミュージック・ネットワーク(Asian Music Network)
ジャンル横断的に活躍し、国際間の共同制作やアジア域内での交流に関心の高いインディペンデント系の音楽家同士のネットワークを形成していくプロジェクト。各国でのリサーチや情報交換から見つけ出したキーパーソンとなる音楽家と共にライブやトークイベントを実施し、そこで収集された情報をウェブサイトなどで発信。
また、音楽家や関係者のネットワーク形成を促進するプラットフォームとして、「アジアン・ミーティング・フェスティバル」を実施。
プロジェクト・ディレクター:
水田拓郎/dj sniff(ターンテーブル奏者、DJ、キュレーター)
ユエン・チーワイ/Yuen Chee Wai(音楽家、芸術家、デザイナー)
アジアン・サウンズ・リサーチ(Asian Sounds Research)
https://www.soundsresearch.com
日本とASEAN地域において、音を中心とした新しい表現や実験を紹介しあうリサーチを重ね、音楽と美術両方の特徴を生かし、その「あいだ」にある未知なる表現を発見、生み出していくリサーチプロジェクト。現地の人々や場所と共に新たな表現を丁寧に追求していき、その過程をアーカイブするとともに、その成果を「OPEN GATE ~動き続ける展覧会」で発表。
プロジェクト・ディレクター:
Sachiko M(音楽家、作曲家)
アンサンブルズ・アジア・オーケストラ(Ensembles Asia Orchestra)
誰もが参加できる自由なかたちのオーケストラを実践するワークショップとパフォーマンスを実施していくプロジェクト。アジア各国において民衆の文化や日常の生活から生み出されている音楽状況を調査し、各地で協働者と共に独自の概念と演奏方法の構築を目指しながら、即興音楽オーケストラ・コレクティブを結成・活動支援。2014年度から2016年度に実施。
プロジェクト・ディレクター:
有馬恵子(インディペンデント・キュレーター)