DocCross Asia

日本

「DocCross Asia」は、日本の地方放送局と東南アジアの制作者が協働し、「日本における多文化共生」をテーマとしたドキュメンタリー作品を制作するプロジェクトです。国や文化の異なる制作者がともに企画を磨き、互いの視点を交差させながら作品を制作、国内外に発信することを通じ、日本における多文化共生社会へのさらなる理解につなげることを目指します。

国内の在留外国人が年々増え続ける中、全国各地で「多文化共生」に対する積極的な取り組みが見られるようになっています。多様な文化、民族、言語、宗教が共存・共生する東南アジアの国々からも多くの人が様々な目的で来日し、全国各地で生活しています。彼らは毎日の生活の中で日本の社会とどのように関わり、また何を思っているのでしょうか。

本プロジェクトでは、日本の各地域に根を下ろして取材を重ねる地方放送局と、東南アジア域内で活動するインディペンデントの制作者がペアを組み、日本各地で暮らす東南アジアの人々の姿に迫るドキュメンタリーを協働して制作します。制作された作品は各放送局の番組として放映するとともに、オムニバス作品として再編集し、日本や東南アジア各国で開催される映画祭や上映会で上映します。制作者自身が上映に同席し、自らの作品を語ることを通じ、多文化共生に対するより深い理解と東南アジアとのつながりを意識すること、また、日本の社会が抱える課題に対してより広い視野を得る機会となることが期待されます。 本プロジェクトは2020年度から2021年度にかけて実施します。

主催:国際交流基金アジアセンター
プロジェクト事務局:株式会社インプレオ
公式ウェブサイト:https://doccrossasia.jfac.jp/

 

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