日本を含むアジアの監督3名が、ひとつのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作するプロジェクト。アジアに生きる人々を3名のアジアの気鋭監督がそれぞれの視点から描くことで、その向こうに浮かび上がるそれぞれの国の社会や文化を三面鏡のように映し出し、アジアに生きる隣人としてお互いがお互いを知り、理解し、共感し、アジア人としてのアイデンティティや生き方を模索する契機になることを目指します。3名の監督は、他のアジアの国と何らかの形でつながりを持つ人々を登場させること、撮影はアジアの国のどこかで行うこと以外はそれぞれのスタイルで自由に、テーマに沿った作品を仕上げます。
これまで2016年と2018年に2本を製作し、東京国際映画祭にてワールドプレミア上映した後、世界各地での上映や国内での公開を行いました。
「アジア三面鏡」第1弾 作品概要
タイトル:『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』
- 『SHINIUMA Dead Horse』監督:ブリランテ・メンドーサ(フィリピン)
キャスト:ルー・ヴェローソ - 『鳩 Pigeon』監督:行定勲(日本)
キャスト:津川雅彦、シャリファ・アマニ、永瀬正敏 - 『Beyond The Bridge』監督:ソト・クォーリーカー(カンボジア)
キャスト:加藤雅也、チュムヴァン・ソダチヴィー、重松収
日本/2016年/カラー/118分
製作:国際交流基金アジアセンター/ユニジャパン(東京国際映画祭)
作品・監督プロフィール情報(公式サイト)https://asian3mirror.jfac.jp/2016_reflections/ja/
「アジア三面鏡」第2弾 作品概要
タイトル:『アジア三面鏡2018 : Journey』
- 『海』監督:デグナー(中国)
キャスト:チェン・ジン、ゴン・チェ - 『碧朱』監督:松永大司(日本)
キャスト:長谷川博己、ナンダーミャッアウン - 『第三の変数』監督:エドウィン(インドネシア)
キャスト:アグニ・プラティスタ、オカ・アンタラ
「3篇共通キャスト」ケンジ役:ニコラス・サプットゥラ
日本/2018年/カラー/83 min
製作:国際交流基金アジアセンター/ユニジャパン(東京国際映画祭)
作品・監督プロフィール情報(公式サイト)https://asian3mirror.jfac.jp/2018_journey/ja/