アセアン+3 文化遺産フォーラム2015

日本

東南アジアでは、近年、文化遺産の活用だけでなく、その保存や修復活動への関心が高まっています。文化の考え方、保存修復の技術、継承の方法、それに携わる人材の交流など、地域の協力関係をこれまで以上に深化させ、21世紀にふさわしいアジア文化の未来を切り拓くことが必要とされています。

本フォーラムでは、アセアン各国とこれらの国をともに支援する日中韓の3ヶ国から、政治・経済の枠組みを超えて、文化遺産に携わる関係者が一堂に会します。そして各国の有形・無形の文化遺産保護の実情やそこに根づく精神を自由に語り合い、意見を交換します。

開催概要

日時 2015年12月13日(日)9:30~18:00(開場9:00)
会場 東京国立博物館 平成館大講堂(台東区上野公園13-9))
主催 文化庁、国際交流基金アジアセンター、文化遺産国際協力コンソーシアム
後援 外務省、東京文化財研究所、奈良文化財研究所、国際協力機構、住友財団、三菱財団、トヨタ財団、文化財保護・芸術研究助成財団、ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所、日本ユネスコ協会連盟、国立民族学博物館、日本イコモス国内委員会、NHK、朝日新聞社、産経新聞社、東京新聞、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
参加費 無料(事前申込制)
参加申込方法 公式サイトよりお申込みください
言語 日英同時通訳
お問合せ アセアン+3 文化遺産フォーラム2015事務局
東武トップツアーズ株式会社東京国際事業部新宿支店(担当:船矢、坂本)
Tel: 03-5348-3500 Fax: 03-5348-3798 Email: APT-Forum@tobutoptours.co.jp

プログラム詳細

基調講演1
「文化遺産は民族アイデンティティの結晶である―「アセアン+3」の文化発展戦略にむけて―」
石澤良昭(文化遺産国際協力コンソーシアム 会長)

基調講演2
「アセアン地域の文化遺産」(仮題)
ウィラ・ローポチャナラット(タイ王国 文化大臣)

セッション1
「多様な文化遺産、その魅力を活かす工夫と方策」
参加国:ブルネイ、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール

セッション2
「文化遺産を受け継ぐ絆を強化し、未来へ生かす」
参加国:カンボジア、インドネシア、ミャンマー、タイ、ベトナム

セッション3
「文化遺産保護の多国間協力」
参加国:日本、中国、韓国