国際交流基金(ジャパンファウンデーション)アジアセンターは、ブルネイから映画監督のシティ・カマルディン氏(Ms. Siti Kamaluddin)をお招きし、3月31日(金)に東京都新宿区の四谷区民ホールにて監督作品『ドラゴン・ガール』の無料上映・トークを開催します。
カマルディン氏は、ブルネイ初の女性映画監督。本上映作品は2014年に制作されたブルネイ初の国際的な長編映画で、数多くの映画祭のコンペに参加し、スイスのヌシャテル国際ファンタスティック映画祭で賞を受賞するなど、高い評価を得ています。映画では格闘技シラットを通して成長していくブルネイの女子高校生の姿を描き、アクションシーンはジャッキー・チェンの武術監督チャン・マン・チンが監修。息をつかせぬ本格的アクションが満載の青春ラブロマンス&アクション映画です。また、インドネシアで人気を博しているイケメン俳優、レザ・ラハディアンも父親役で出演しています。
本編上映後のトークではモデレーター・通訳松下由美氏と共に監督の映画やブルネイについて読み解いていきます。ぜひこの機会にご来場ください。
ゲスト
シティ・カマルディン (『ドラゴン・ガール』監督)
ブルネイ初の女性監督。ブルネイの若者向け番組の放送作家、司会としてキャリアをスタートさせ、オーディション番組の司会を務める。その後、制作会社「Origin Artistic Management」を設立し、テレビCMやドキュメンタリーを制作、また映画制作も手がけ国内の興行で成功を収めている。
松下由美 (モデレーター・通訳)
メディアと映画のコンサルティング・製作に携わる(『99分、世界美味めぐり』東京撮影ライン・プロデューサーなど)。映画を中心に司会・通訳・執筆やキュレーションを行う。2009・2012年に開催したSintokシンガポール映画祭ディレクター。現在は映画を通して若い世代と社会の課題をつなぐ活動、多言語・多様性社会といったテーマに取り組み、ワークショップなどを企画中。
『ドラゴン・ガール』ストーリー
厳格な父に男手ひとつで育てられた自由奔放な女子高生ヤスミン。ある日、初恋の相手アディがシラット(東南アジア発祥の伝統武術)国際大会で優勝し、町に帰ってくる。しかし、私立のシラット部の女子チャンピオンであるデヴィがアディに急接近していく。アディを振り向かせたいヤスミンは、公立学校の弱小シラット部に入部、3週間後のシラット大会にエントリーを果たす。部員三人、コーチも頼りない状況の中、はたしてヤスミンは大会でライバルを倒し憧れの彼を振り向かせることはできるのか。
2014年/ブルネイ/110分/マレー語/日本語字幕/HDCAM上映
監督:シティ・カマルディン 出演:リヤーナ・ユス、 レザ・ラハディアン、メンタリ・デ・マレール、アリフィン・プトラ他
上映作品の予告編動画
イベント詳細
タイトル | ブルネイ発『ドラゴン・ガール』特別無料上映&トーク |
---|---|
開催日 | 2017年3月31日(金) |
時間 | 18:45開演(18:15開場) |
会場 | 四谷区民ホール(新宿区内藤町87番地)≫アクセス
東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」2番出口(大木戸門)から徒歩5分 都バス「品97」(新宿駅西口-品川車庫)新宿一丁目下車 |
入場料 | 無料 |
上映作品 | ドラゴン・ガール |
登壇者 | シティ・カマルディン、松下由美 |
言語 | 上映:マレー語(日本語字幕)
トーク:英語(日本語逐次通訳) |
申し込み | 予約不要・先着順(定員300名) |
主催 | 国際交流基金アジアセンター |
配給協力 | 108 Media Corp |
お問い合わせ | 国際交流基金アジアセンター 文化事業第1チーム(担当:滝本、村田) メール: jfac_film@jpf.go.jp TEL: 03-5369-6140 |