開催レポートを公開しました!
ASEAN-Japan Music Festival 2019 in VIETNAM ―prayer for peace―/響きあうアジア2019 開催レポート
※音楽祭の模様は、ベトナムで、VTV1チャンネルにて2019年8月11日(日曜日)現地時間20時10分からテレビ放送されました。
国際交流基金アジアセンターは、ベトナム国営テレビ(VTV)と共催し、ASEAN諸国と日本を代表するシンガーによる音楽祭「ASEAN-Japan Music Festival 2019 in VIETNAM ―prayer for peace― 」を開催します。
この音楽祭は「響きあうアジア2019」プログラムの一つであると同時に、昨年の日・ASEAN首脳会議で安倍総理大臣が開催を表明した「ASEAN-Japan Day」記念行事の一環として実施するものです。アジア同時代のポップ・ミュージックを共有し、相互理解を深めあうとともに、国を超えたコラボレーションが今後も活性化することを期待します。
日ベトナム特別大使で、日・ASEAN特別大使でもある杉良太郎氏のプロデュースのもと、ベトナム国営テレビが制作協力を行い、音楽祭の模様は、ベトナムにてテレビ放送予定です。
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イベント詳細
日時 | 2019年7月28日(日曜日)20時から(ベトナム現地時間)
受付開始時刻:18時45分 |
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会場 | Vietnam National Convention Center Googlemap |
主催 | 国際交流基金アジアセンター |
共催 | ベトナム国営テレビ(VTV) |
企画協力・制作 | 株式会社杉友 |
後援 | 外務省 |
観覧募集について |
観覧募集は終了いたしました。たくさんのお申込、ありがとうございました。 観覧申込方法 申込期間 1.メール件名 2.記載事項
(*は必須記入事項です。記入がない場合はお申込いただけません。) 【注意事項】 |
ベトナム国営テレビ(VTV)
出演者プロフィール
EXILE ATSUSHI [日本]
2001年、EXILEのボーカルとしてデビュー。2006年からはEXILEの活動と並行し、EXILE ATSUSHIとしてソロ活動をスタート。2012年、初のソロアルバム「Solo」をリリース。同年、中華圏のテレビ&エンタメ大賞「華鼎奨」にてアジア・アーティスト・スター賞を受賞。2014年には「第56回輝く! 日本レコード大賞」で最優秀歌唱賞を受賞。グループ、ソロとしての同賞受賞は史上初の快挙となった。2016年、日本人ソロアーティストとしては初となる6大ドームツアーを見事成功させる。日本国内にとどまらず、アジア、世界を視野に活動の幅を広げている。
EXILE ATSUSHIさんコメント
「このたびは、ASEAN-Japan Music Festival 2019に出演させていただくことになり、大変光栄に思います。
ASEANの国々の文化交流の架け橋の1つとなれるよう精一杯のパフォーマンスをさせていただきたいと思います。」
倖田來未 Koda Kumi[日本]
2000年にデビュー。「real Emotion」「Butterfly」「愛のうた」などのヒット曲を生み、ベストアルバムのダブルミリオンセールス、2度の東京ドーム公演、近年では海外公演も開催するなど数多くの実績を残す。2017年3月にはアルバムを2枚同時リリースし、オリコン週間アルバムランキングでは1位、2位を独占。ライブでの圧倒的な歌唱力、ダンスパフォーマンスは高く評価され、Fergie、EXILEら国内外アーティストとのコラボレーションも積極的に行う中、ファッションアイコンとしても幅広い活動を行っている。2019年9月より日本国内にて「KODA KUMI LIVE TOUR 2019 re(LIVE)」を開催予定。
倖田來未さんコメント
「8年ぶりにこのような素敵な音楽祭にお声掛け頂き、光栄に思っております。私の歌がベトナムの皆さんに届くと嬉しいです。」
三浦大知 Miura Daichi[日本]
Folderのメインボーカルとして、1997年、当時9歳でデビューした。2005年にソロ・デビュー。抜群の歌唱力、世界水準のダンスで人々を魅了し、コレオグラフやソングライティング、楽器も操るスーパーエンターテイナー。2017年、「EXCITE」で自身初のオリコン週間シングルチャート1位を獲得。2018年、Nao'ymtのプロデュースによるコンセプトアルバム「球体」が各方面より高い評価を受ける。12月には映画「ドラゴンボール超 ブロリー」の主題歌「Blizzard」をリリース。2019年2月24日には、「天皇陛下御在位三十年記念式典」にて天皇陛下(現上皇陛下)が作詞、皇后陛下(現上皇后陛下)が作曲された琉歌「歌声の響」を歌唱した。
三浦大知さんコメント
「沢山のアーティストの方が集まる中、僕も参加させていただける事になり本当に嬉しく思います。
このイベントを通して、国や言語の壁を超え、音楽で沢山の方と繋がり共鳴し合える事をとても楽しみにしています。」
Noo Phuoc Thinh/ヌー・フック・ティン [ベトナム]
モデルとして活動後、2009年にデビュー。2016年10月、韓国で開催されたAsia Song Festivalに7年ぶりのベトナム代表として参加し、韓国人ラッパーBasickとのコラボレーションで新曲「I don't believe in you」を披露。同年11月には活動8周年記念ライブを実施し、35,000人の観客を動員した。また、2016 Mnet Asian Music Awards(2016 MAMA)ではBest Asian Artist Vietnamを受賞。大阪、金沢、九州で撮影されたMVを発表するなど、日本とのゆかりも深く、2017年、日本政府観光局からビジット・ジャパン アンバサダー in ベトナムとして任命される。2018年、Hong Kong Asian - Pop Music Festivalに、ベトナム人アーティストとしては初めて出演。ベトナムを代表するシンガーとして存在感を放つ。
Noo Phuoc Thinh オフィシャルFacebook
Dong Nhi/ドン・ニー [ベトナム]
シンガーソングライターとして活躍の後、2008年2月にメジャーデビュー。2010年、全て自身の作曲によるファーストアルバムをリリースし、HTV(Ho Chi Minh City Television)のAudience's Choice for Best Album in Golden Albumに選ばれる。2015年にアジア最大の音楽祭2015 Mnet Asian Music Awards(2015 MAMA)でBest Asian Artist Vietnamを受賞。2016年には、MTV Europe Music Awards 2016 にて、Best Southeast Asian Actを受賞。2018年、第2回日・ASEAN音楽祭にベトナム代表として参加。Facebookのフォロワー数は840万人を超え、ベトナムで最も注目度の高いポップスター。
Trong Hieu/チョン・ヒエウ [ベトナム]
ドイツで生まれ育ち、2002年10歳の時に、ドイツ・ヨーロッパのテレビチャンネルSat1 & Pro7 TV の「Young Talent」に出演。同年、ドイツ・ヨーロッパ全土の「Dance4Fans」で優勝。 2015年、「Vietnam Idol 2015」で見事優勝し、「Con Đường Tôi」でデビュー。同年、映画「Em là bà nội của anh」(邦題:「ベトナムの怪しい彼女」)の主題歌としてリリースされた曲がヒットし、We Choice AwardsでTop 5 Breakthrough Artist of the Yearを受賞。ベトナムの音楽を世界に広げていきたいという思いが強く、最先端の音楽性を取り入れた楽曲、ライブでのパフォーマンスが高く評価されている。2019年、Asian Television Awards(ATA)とBillboard Music Awards 2019にベトナム代表として参加するなど、人気、実力ともに急上昇の活躍を見せている。
Fakhrul Razi/ファクルル・ラジ [ブルネイ]
Fakhrul Raziはブルネイのシンガーソングライター。14歳の時に曲を書き始め、2004 年にオーディション番組で優勝して以降、国際的に活躍する傍ら、ブルネイの国営放送RTBの朝の番組MC でもあり、ラジオDJも務める。国外でも人気は高く、Instagramのフォロワー数は120万人を超える。2010年のthe Asia Pacific Voice Independent Music Awards(AVIMA)にてBest Male Pop Vocalist 2010と「Quench」でBest Acoustic Song 2010を受賞。2013年のthe World Championship Of Performing Arts(WCOPA)in Hollywoodでは 大賞を受賞。2017年には、ニューヨークで初めてコンサートを開催。2019年、主人公がマレーシアのユニセフ親善大使でもあるアニメ「ウピンとイピン」の映画にゲスト出演し、挿入歌を歌うなど、ブルネイのみならず近隣国からも求められるトップアーティストである。
Andien/アンディン [インドネシア]
子供時代から音楽に情熱を燃やしていたアンディンは、14歳でデビューして間もなくファーストアルバム「Bisikan Hati」をリリース。2000年のAnugerah Musik Indonesia(インドネシア音楽賞)ではジャズ部門ベスト・シンガー賞を受賞。以降多くの賞を受賞し、これまでにアルバム7枚をリリースしている。2015年、活動15周年記念のコンサート「Metamorfosa」では、ジャズ、ポップスなど多ジャンルを見事に融合させたステージが高く評価され、Anugerah Musik Indonesiaでベスト・ウィメンズ・シンガー賞を受賞。2018年には日インドネシア国交樹立60周年親善大使に任命される。一方で、ファッションアイコン、慈善家としても幅広い活動を行っている。
Alexandra Bounxouei/アレクサンドラ・ブンスアイ [ラオス]
2001年14歳でデビュー。ポップスとラオス独自の伝統歌謡を融合させた音楽は、瞬く間にラオス国内外で広く知られるようになり、2003年にリリースしたEP「Dream」のCD/DVDは国内外で20 万枚を超えるセールスとなる。ラオスのポップ・ミュージック界に革新をもたらしたパイオニアである。2007年にはタイのテレビドラマで女優デビューを果たし、ドラマ、主題歌ともに大ヒットを記録。2013年、LaoMusic Awardsで女性最優秀ポップソング賞を受賞。一方で2008年から慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科で学び、修士を取得。現在は自身のメディア会社を持つなど、才能を幅広く開花させている。
Alexandra Bounxouei オフィシャルInstagram
Sai Sai Kham Leng/サイ サイ カム レン [ミャンマー]
モデルとして芸能活動をスタートし、2000年に歌手デビュー。2001年にリリースしたセカンドアルバム「Thangegyin Mya Zwa」で、全国的に知られるようになる。2007年と2008年に、City FM AwardにてBest Selling Albumを2年連続受賞。Myanmar Music Awardsにおいては、2014年にPeople Choice Award 2014、2015年にYouth Icon Award 2015を受賞した。これまでに9枚のスタジオソロ・アルバムと12枚以上のコラボレーション・アルバムをリリース。ミャンマーの代表的シンガーとして、なくてはならない存在である。
Sai Sai Kham Leng オフィシャルFacebook
NEW & JIEW/ニウ ジウ [タイ]
Napassorn PhoothornjaiとPiyanut Suajongprooによる女性デュオ。
2003年にスタートしたオーディション番組「The Star」にそれぞれ出演し、聴衆を力強いパフォーマンスで感動させた第一期生の2人。彼女らの出現により「The Star」は大人気音楽番組となる。
その後、NEW JIEWとしてデビュー。2人が織りなすハーモニー、迫力ある歌とダンスは継続的に多くのヒットソングを生み出している。タイで3度シリーズ化されている大人気ドラマ「SameeTeeTra」の2014年版の主題歌だった「ฉันก็รักของฉัน/Chun Kor Ruk Khong Chun」は、第6回Nataraj Awardsでドラマソング最優秀賞を受賞。タイ人がカラオケで必ず歌うといわれるほど、人気の曲となっている。
総合プロデューサー
杉良太郎 Sugi Ryotaro[日本]
歌手/俳優
法務省 特別矯正監
外務省 日越特別大使/日・ASEAN特別大使
ベトナム社会主義共和国 越日特別大使
厚生労働省 肝炎対策国民運動特別参与
警察庁 特別防犯対策監
1965年、コロムビアレコードより歌手デビュー。
1967年のNHK「文五捕物絵図」の主演で脚光を浴びる。
「右門捕物帖」「遠山の金さん」等1,400本以上のドラマに主演。近年ではTBS「下町ロケット」シリーズに出演。今年、芸能活動55年、福祉活動60年を迎え、TV、舞台、福祉活動に益々邁進中。
外務省より日本・ベトナム特別大使、ベトナム社会主義共和国からもベトナム・日本特別大使の委嘱を受け、両国の友好関係促進に寄与。現在、ベトナムには152人の里子がいる。1997年12月には、チュアン・ドック・ルオン ベトナム社会主義共和国国家主席より友誼勲章(外国人に贈られる最高位の勲章)を受章。
2013年2月には外務省より「日・ASEAN特別大使」を委嘱され、同年11月には日・ASEAN友好協力40周年を記念した音楽祭を開催。草の根レベルの慈善活動から始まり、韓国、アメリカ、中国、ブラジル、ベトナム及び、東南アジア諸国、モンゴル、バングラディッシュ、北朝鮮、ネパールなど世界26か国と長年にわたり国際文化交流や日本の文化振興に多大に貢献してきたことが称され、2016年、平成28年度文化功労者に選出される。2017年11月、「日・ASEAN特別大使」に再委嘱され、2018年10月、日・ASEAN友好協力45周年記念事業である「第2回日・ASEAN音楽祭」を開催。
「響きあうアジア2019」とは
国際交流基金アジアセンターは、活動5年目の結晶として、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典、「響きあうアジア2019」を開催いたします。国を超え共に創り上げた舞台芸術、映画から、東南アジア選手による混成サッカーチーム「ASIAN ELEVEN」と日本チームとの国際親善試合、“日本語パートナーズ”のシンポジウムまで、お互いの文化が刺激しあって生まれた珠玉のイベントの数々を楽しめる機会です。この祭典は、国際交流基金アジアセンターがこれまで5年にわたり行ってきた相互交流の成果を振り返るとともに、日本と東南アジアとの関係をさらに深めるための起点となることでしょう。
「響きあうアジア2019」は、東南アジアでも展開予定です。
本事業はbeyond2020の認証事業です。