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国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
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東京国際映画祭CROSSCUT ASIA提携企画映画上映会 ラララ♫東南アジア[クラシックス]

日本

第31回東京国際映画祭「国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA」では、「ラララ♪東南アジア」と題し、東南アジア各国の音楽を扱った新作映画を特集上映しました。その続篇となる本企画では時代を遡り、巨匠による名作や国民的ヒット作を揃えました。多彩な音楽に彩られた東南アジア映画をお楽しみください。

↓クリックしてダウンロード [PDF:4.2MB]

チラシ画像

上映スケジュール

1月30日(水曜日)
16時15分:『プアンとペーン』(132分)
19時00分:『少女ルーペ』(127分)

1月31日(木曜日)
16時20分:『水かけ祭りの雨』(126分)
19時00分:『オペラジャワ』(120分)

2月1日(金曜日)
15時50分:『少女ルーペ』(127分)
18時30分:『プアンとペーン』(132分)

2月2日(土曜日)
11時20分:『水かけ祭りの雨』(126分)
14時00分:『オペラジャワ』(120分)
16時30分:『わが義母』(117分)
18時30分:シンポジウム(65分予定、ゲスト:カレン・チャン(Asian Film Archive)、石坂健治ほか)

作品詳細

『わが義母』(日本初上映)
Ibu Mertuaku/ My Mother-in-Law
1962/マレーシア、シンガポール/117分/デジタル
監督:P・ラムリー

映画『わが義母』のワンシーン

1950~60年代マレーシアの大スター、P・ラムリーが監督・主演した切ないラブストーリー。ラムリー演じるサックス奏者のカシムは、義母の反対に遭いながらも、富裕な家に育ったサブリアと結婚し慎ましく暮らしていた。しかし里帰り出産中の妻が亡くなったと義母から伝えられたカシムは、悲しみのあまり視力を失う。死後半世紀近く経つ今も人気を博すP・ラムリーの代表作の一つ。

『プアンとペーン』
Puen-Paeng
1983/タイ/132分/35mm
監督:チャード・ソンスィー

映画『プアンとペーン』のワンシーン
プリント提供:福岡市総合図書館

『傷あと』(1977)によりタイ映画史上初めて国外の映画祭(ナント三大陸映画祭)でグランプリを受賞し、その後も数多くの秀作を生み出したタイ映画の巨匠チャード・ソンスィーによる、熱情と悲恋の物語。1930年代タイの農村を舞台に、美人姉妹のプアンとペーン、孤児として育ったローの三人の間で行き交う愛の姿が、伝統的な歌曲・踊り・影絵芝居を交えながら綴られる。

『水かけ祭りの雨』(日本初上映)
Thingyan Moe
1985/ミャンマー/126分/35mm
監督:マウンティンウー

映画『水かけ祭りの雨』のワンシーン

ミャンマーの正月に催される伝統的な水かけ祭りを背景に、貧しいピアニストと裕福な家の娘との恋模様を描き出す。マンダレーの地元民の協力のもと大規模なロケーション撮影が行われ、当時の祭りの様子が記録された貴重な作品でもある。本作に登場する数々の楽曲はミャンマーの人々なら誰でも知る有名ナンバー。現在にいたるまで時代を超えて愛される国民的映画である。

『少女ルーペ』
Pasan ko ang daigdig / World on My Shoulders
1987/フィリピン/127分/35mm
監督:リノ・ブロッカ

映画『少女ルーペ』のワンシーン
プリント提供:福岡市総合図書館

フィリピン映画の伝説的監督、リノ・ブロッカによるスター誕生物語。貧しい家庭に生まれ、屑拾いで生計を立てていた少女ルーペは、オーディションでの優勝を契機に、ナイトクラブで歌手としてのキャリアをスタートさせる。主演はフィリピン音楽界の大スター、シャロン・クネータ。彼女の美しい歌声を存分に堪能できる、フィリピン歌謡映画の精華。

『オペラジャワ』
Opera Jawa
2006/インドネシア/120分/デジタル
監督:ガリン・ヌグロホ

映画『オペラジャワ』のワンシーン

古典ジャワ演劇を大胆に翻案し、ガムランも舞踏も現代美術も織り交ぜた一大ミュージカル映画。インドネシアの一線で活躍する全ジャンルのアーティストとの協働で制作された。かつてはダンサー、今は陶器商として細々と暮らす夫婦を主役に、壮大な「ラーマヤナ物語」の虚実が交錯する。ヌグロホが多彩なキャリアのなかで一貫して続けてきた映画と音楽の挑戦の、集大成たる作品。

イベント詳細

日時 2019年1月30日(水曜日)から2月2日(土曜日)
会場

アテネ・フランセ文化センター アクセス
東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ4階 google map

入場 各回入替制。各日、初回上映20分前より会場で1日分のチケットを販売します。
一般:1300円
学生・シニア:1100円
3回券(一般・学生・シニア共通):2700円
アテネ・フランセ文化センター会員:800円
2月2日(土曜日)のシンポジウムは入場無料。どなたでもご参加いただけます。
言語 上映全作品:日本語字幕つき
シンポジウム:和英逐次通訳
主催 国際交流基金アジアセンター、アテネ・フランセ文化センター
特別協力 東京国際映画祭
協力 福岡市総合図書館
Shaw Brothers
Yee Myint Film Company
Cherdchai Productions
Viva Communications, Inc.
Garin Workshop
問合せ アテネ・フランセ文化センター
TEL:03-3291-4339(13時~20時)
http://www.athenee.net/culturalcenter/

infor@athenee.net