アジアフォーカス・福岡国際映画祭2020 今年はタイの俊英アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督特集! アジアの新作・話題作も多数上映

日本

『クラビ、2562』
協力:東京都写真美術館/恵比寿映像祭

国際交流基金アジアセンターが助成する「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2020」(9月20日(日曜日)から24日(木曜日)開催 )では、日本未公開作品を中心としたアジアの新作・話題作を上映します。世界のアート・シネマを牽引するタイの女性監督アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督の特集では、『クラビ、2562』『暗くなるまでには』『ありふれた話』の長編全3作と、今回のために自選した短編7本の傑作を上映。知的かつ重層的なアノーチャの映像世界をたっぷりとお楽しみいただけます。

『暗くなるまでには』スチル画像
『暗くなるまでには』
日本語字幕提供:大阪アジアン映画祭
『ありふれた話』スチル画像
『ありふれた話』

また、アジア各国からの日本初公開作品や話題の注目作を一挙上映。カンボジア・プノンペンの集合住宅「ホワイトビルディング」の取り壊しとそこで生活する人々を描くニアン・カヴィッチ監督の『昨夜、あなたが微笑んでいた』(2019年)や、ベトナム中部出身チューン・ミン・クイ監督の日本初上映作品『樹上の家』(2019年)も見逃せません。

『昨夜、あなたが微笑んでいた』スチル画像
『昨夜、あなたが微笑んでいた』
日本語字幕提供:認定NPO法人 東京フィルメックス
『樹上の家』スチル画像
『樹上の家』

福岡アジア文化賞受賞監督作品として上映されるのは、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『世紀の光』(2006年)。同氏初の舞台作品である「フィーバー・ルーム」は国際交流基金アジアセンター活動5年間の結晶として開催した「響きあうアジア2019」でも上演され大きな反響を巻き起こしました。

『世紀の光』スチル画像
『世紀の光』
©2006 Kick the Machine Films

盛りだくさんの映画祭スケジュールや各作品の詳細、注意事項等については、以下の公式ウェブサイトをご覧ください。なお、今回は海外ゲストの招へいはございません。

アジアフォーカス・福岡国際映画祭

イベント詳細

FIFF2020ロゴ
会期 2020年9月20日(日曜日)から24日(木曜日)
会場

ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13(キャナルシティ博多) アクセス
福岡市博多区住吉1丁目2 Googlemap

入場料 ※前売り券の販売は行いません。
当日1作品券:1,000円
フリーパス:10,000円
割引(障がい者・中高大生・留学生):500円
※小学生以下無料
※割引券のご購入には当日、年齢などが証明できる身分証(学生証)が必要です。
※障がい者割引を受ける場合は、必ず手帳(身体障害者手帳または療育手帳または精神障害者保健福祉手帳)のご提示をお願いいたします。なお、付き添いの方1名様も500円です。
問合せ アジアフォーカス・福岡国際映画祭インフォメーション
Tel:080-8392-2783
9月1日(火曜日)から9月24日(木曜日)
平日:10時から17時(9月20日(日曜日)以降は土曜日、日曜日、祝日も対応)
E-mail:info@focus-on-asia.com
主催 アジアフォーカス・福岡国際映画祭実行委員会、福岡市
助成 国際交流基金アジアセンター、芸術文化振興基金
公式サイト アジアフォーカス・福岡国際映画祭