ポップでキッチュ、自由なサルたちとめぐる「トーキョー」
日本最大級の国際的な舞台芸術祭であるフェスティバル/トーキョー(F/T)17のオープニングを飾るのは、国際的に活躍するダンサーであり振付家であるピチェ・クランチェンがコンセプト・演出の立場から創作に挑んだ初の野外作品です。南池袋公園に設置された特設ステージをはじめとする会場で、劇場空間にとらわれない新たな作品と観客の出会いを創出します。
クランチェンは、作品制作のために東京に滞在し、この町に生きる人それぞれの「歩く」という行為から、東京という街の現在をとらえました。そしてこの街を表す存在として、賢く、そして機敏な「サル」に象徴的な役割を託しました。タイトルの「Toky Toki Saru(トキトキサル)」は「東京 時間 サル」を表しています。
タイ国内だけでなく海外からも注目されるファッションブランド「Fly now III」が手掛けたカラフルな衣装を身にまとったサルたちが、ステージだけでなく街の中を練り歩く予定です。
ピチェ・クランチェン Pichet Klunchun
タイの古典仮面舞踏劇コーンの名優チャイヨット・クンマネーのもとで16歳より訓練を開始。バンコクのチュラロンコン大学で芸術・応用美術の学士号を取得後、舞台芸術を探求してきた。北米、アジア、ヨーロッパの各地で様々な舞台芸術プロジェクトに参加。フランス政府から芸術文化勲章シュバリエ章(2012)、アジアン・カルチュラル・カウンシルからジョン・D・ロックフェラー三世賞(2014)を受賞。近年では、『Dancing with Death』(2016)『Black and White』(2015)などが日本で上演されている。
イベント詳細
タイトル | 日・タイ修好130周年記念事業
フェスティバル/トーキョー17 オープニングプログラム 『Toky Toki Saru(トキトキサル)』 |
---|---|
コンセプト ・演出 |
ピチェ・クランチェン |
場所 | 南池袋公園(特設ステージ)ほか
注:観客席はありません。芝生の上で、ご自由にご鑑賞いただけます。 |
開催日時 | 2017年9月30日(土曜日)17時00分~18時30分
10月1日(日曜日)13時00分~14時30分 注:雨天決行、荒天中止 天候に関わらず、9月30日(土曜日)14時、10月1日(日曜日)10時に、実施の可否を下記のF/T公式ウェブサイトにて発表。ただし、それ以降に主催者の判断により変更になる場合も有り。
(フェスティバル/トーキョー17の開催期間:2017年9月30日~11月12日) |
上演時間 | 90分
注:上演時間に変更が出ています。ご留意ください。 |
料金 | 入場無料(予約不要) |
ウェブサイト | フェスティバル/トーキョー 公式ウェブサイト |
主催 | フェスティバル/トーキョー実行委員会
豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) |
共催 | 国際交流基金アジアセンター |
協力 | 公益財団法人セゾン文化財団 |
本事業はbeyond2020の認証事業です。