Visual Documentary Projectは、東南アジア諸国または日本国籍を持つ若手映像作家から、ドキュメンタリー映像(東南アジアにおける人の移動に関する30分までの映像作品。テーマは、経済的な目的による移動、巡礼、国境横断、政治的危機や環境破壊、文化的な影響による移動、放浪など、広く東南アジアにおける人の移動に関わるもの)を2015年12月20日まで募集しました。(募集終了)
VISUAL DOCUMENTARY PROJECT 2015公募概要
公募期間 | 2015年7月1日(水曜日)から2015年12月20日(日曜日)※募集終了しました |
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募集テーマ | 越境する東南アジア 東南アジアにおける人の移動経済/文化活動、巡礼、政治的危機や環境破壊による移動、放浪など。 |
応募資格 | 東南アジアまたは日本国籍を持つ監督の作品であること。上映時間が30分以内であること。2014年1月1日以降に完成した作品であること。 |
応募方法 | 当プロジェクトのウェブサイトよりお申し込みください。 募集要項の詳細はウェブサイトをご確認ください。 |
入選作品 | 選考委員会にて審査のうえ5作品を決定します。入選作品の監督は2016年3月に京都および東京で開催される上映会へ招待されます。 |
結果通知 | 2016年1月中旬頃、電子メールにて通知します。 |
ウェブサイト | http://sea-sh.cseas.kyoto-u.ac.jp/vdp2015/ |
フェイスブック | https://www.facebook.com/pages/Visual-Documentary-Project/1497115700502040 |
主催 | 京都大学東南アジア研究所、国際交流基金アジアセンター |
協力 | Yangon Film School、 Documentary Arts Asia、WATHANN FILM FESTIVAL、In-Docs、Bophana Audiovisual Resource Center |
お問い合わせ | vdp@cseas.kyoto-u.ac.jp |
VISUAL DOCUMENTARY PROJECT 事業概要
東南アジアは、多様な民族、宗教、文化で構成されています。その多様性を共存させつつ、地域全体としては経済的な前進を遂げ、人、モノ、カネ、情報の流れのハブとなっています。しかし、同時に、熱帯林の減少や生物多様性の危機、災害、疫病、高齢化、民族や宗教の抗争、経済的階層化と貧困など、多くの問題をも抱えています。
このような多様性の中で、人々はどのように共存し、社会の持続性を維持しているのでしょうか。人々の日々の生活を支える地域の社会基盤を、どうすれば公的な資源にできるのでしょうか。そして、それらを既存のガバナンス・システムと組み合わせて諸問題の解決につなげるには、どうすればよいのでしょうか。
Visual Documentary Projectは、これらの疑問への答えを東南アジアの現状に即して見いだすために、2012年、京都大学東南アジア研究所が開始したプロジェクトです。2014年度から、国際交流基金アジアセンターも共催者として加わり、作品を通して東南アジア地域の現状を捉え、諸問題の解決へとつなげる試みを行っています。