国際交流基金アジアセンターは、日本を含むアジアの映画・映像分野を学ぶ学生による活発な対話や交流のプラットフォームを構築し、将来的な国際共同製作の可能性を導き出すことを目的として、2015年から5年にわたり、映画交流プログラム「...and Action! Asia―映画・映像専攻学生交流プログラム―」を実施しました。このたび、本事業の活動内容をまとめた報告書(日本語版・英語版)を公開しました。
日本または東南アジアのいずれかの国で、各国の学生と教員が集い、グループワークを含む協働プログラムを通して、継続的なネットワークの形成と交流を促進してきた本プログラム。5年間で、総勢100名以上の学生と教員が参加しました。第1回は日本で各国の映画事情を学びあうプレゼンテーションを始め、制作スタジオや映画祭などを回るスタディツアー、第2回は東京を舞台にした短編映画企画の取材調査とプレゼンテーション演習、映画分析ワークショップを実施。3回目以降は、フィリピン、日本、インドネシアと毎年実施地を替えて、4、5か国の学生と教員が集まり、約10日間の中で多国籍のグループワークによる短編映画を制作。完成作品の上映を通して現地の観客や映画人との交流を図りました。
本報告書は、国際交流基金のライブラリーにて貸出も行っております。ぜひ、ご覧ください。
↓冊子ダウンロード [PDF:2MB]
発行:国際交流基金アジアセンター
貸出場所
国際交流基金本部オフィス1階 ライブラリー アクセス
東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ1階 google map
最寄駅:JR「四ツ谷」駅、東京メトロ「四ツ谷」駅
「...and Action! Asia ―映画・映像専攻学生交流プログラム―」事業
2015年、日本を含むアジアの映画・映像分野を学ぶ学生による活発な対話や交流のプラットフォームを構築し、これによりアジア域内での交流の裾野を広げ相互理解を促進し、将来的な国際共同製作の可能性を導き出すことを目的として開始した映画交流プロジェクト。日本または東南アジアのいずれかの国で各国の学生と教員が集い、協働プログラムを通して世界に向けた国際的感覚を培うとともに、各国間の映像教育における継続的なネットワークの形成と交流の促進を図りました。