「アジア三面鏡」第2弾の3作品共通キャストが決定
2016年にワールドプレミアを行った第1弾作品『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』に続き、シリーズ第2弾となる今作には、松永大司(日本)、エドウィン(インドネシア)、デグナー(中国)の注目若手監督3名が参加。各人が手がける3作品に共通して登場するキャストとして、インドネシアの国民的俳優、ニコラス・サプットゥラ氏が決定しました。
本作は、本年の第31回東京国際映画祭(2018年10月25日から11月3日)でのワールドプレミア上映を予定しています。
プロフィール
ニコラス・サプットゥラ/Nicholas Saputra(俳優)
1984年インドネシア・ジャカルタ生まれ。インドネシア大学で建築学の学位を取得。
2002年公開当時、インドネシアで最大の興行成績を収めた『ビューティフル・デイズ(What's Up with Love)』(日本公開05年)の主役で俳優デビュー。本作品はアジアやヨーロッパでも公開された。
リリ・リザ監督(『GIE』第78回アカデミー外国語映画賞インドネシア代表作品)やエドウィン監督(『動物園からのポストカード』、2012年ベルリン国際映画祭コンペティション入選)等、インドネシアの著名な監督作品に出演している。
2007年から2008年には、FOXの音楽番組「Channel V」アジア版のVJも務めた。
2017年に、制作会社Tanakhir FilmsMを共同設立。現在ドキュメンタリー映画『Semesta』を制作している。
コメント:
『アジア三面鏡2018』に出演させていただき大変光栄に思います。様々な監督とご一緒出来るだけでなく、アジア各国の役者、スタッフ、制作会社の皆さんのことを知ることができ、とても素晴らしい経験となりました。
アジア・オムニバス製作シリーズ「アジア三面鏡」とは?
国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival:以下、TIFF)は、2014年よりアジアに焦点をあてた映画交流の取り組みを、東京オリンピック・パラリンピックの開催される2020年に向けて行っています。その一つである「アジア三面鏡」は、日本を含むアジアの気鋭監督3名が、ひとつのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作するプロジェクトです。
アジアに生きる人々を、3名の監督がそれぞれの視点から描くことで、それぞれの国の社会や文化を三面鏡の様に映し出し、アジアに生きる隣人としてお互いがお互いを知り、理解し、共感し、アジア人としてのアイデンティティや生き方を模索する契機となることを目指します。また、それぞれ自国以外のアジア地域のスタッフやキャストとの協働を通して、地域内のクリエイター達の交流を深め、合作の促進の基礎をつくることに寄与します。
アジア三面鏡 公式Webサイト