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映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー2018」講師・参加者(タレンツ)15名決定!

アジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー2018」は、11月19日(月曜日)~24日(土曜日)までの6日間の日程(第19回東京フィルメックス会期中)にて行われます。このたび応募選考の結果、15名の参加者(タレンツ)が決定しました。また、メイン講師には、ヴィムクティ・ジャヤスンダラ氏(映画監督)、レイモンド・パッタナーウィラクーン氏(プロデューサー)、ジュリエット・シュラメック氏(ワールドセールス)の3名を迎えます。

最新情報は「タレンツ・トーキョー」公式ウェブサイトをご覧ください。

タレンツ・トーキョー公式ウェブサイトのバナー

「タレンツ・トーキョー2018」参加者(タレンツ)

※国・地域名のアルファベット順

監督:13名
Zi GAO(中国)
Hao ZHOU(中国)
Jenny SUEN(香港)
神保 慶政(日本)
Abdul ZAINIDI(ブルネイ)
Donggyun HAN(韓国)
Xaisongkham INDUANGCHANTHY(ラオス)
Amanda EU(マレーシア)
Carlo Francisco MANATAD(フィリピン)
I-Hsuan SU(台湾)
Chia-Hsin LIU(台湾)
Sompot CHIDGASORNPONGSE(タイ)
Patiparn BOONTARIG(タイ)

プロデューサー:2名
今井太郎(日本)
Dan KOH(シンガポール)

メイン講師

ヴィムクティ・ジャヤスンダラ(監督)

ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督のポートレート写真

1977年スリランカ生まれ。フランスのフレノワ国立現代アートスタジオで学ぶ。初の長編映画『The Forsaken Land』(2005)がカンヌ国際映画祭ある視点部門に選ばれ、カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞。長編映画2作目『二つの世界の間で』(2009)はヴェネチア映画祭コンペティションで上映され、『Mushroom』(2011)はカンヌ国際映画祭監督週間に選出された。『白い光の闇』(2015)はロカルノ国際映画祭のインターナショナルコンペティションで公開された。2016年に釜山アジアンフィルムアカデミーでアドバイザーを務めた。また、スリランカのコロンボ映画TVアカデミーの学部長を務めている。

レイモンド・パッタナーウィラクーン(プロデューサー)

レイモンド・パッタナーウィラクーン氏のポートレート写真

9か月におよぶ脚本集中プログラム東南アジアフィクションフィルムラボSEAFICのエグゼクティブディレクター。『見習い』(ブー・ユンファン監督/カンヌ国際映画祭ある視点部門2016)、『サムイの歌』(ペンエーグ・ラッタナルアーン監督/ヴェネチア国際映画祭ヴェニスデイズ部門オープニング2017)、『HEADSHOT』(ペンエーグ・ラッタナルアーン監督/ベルリン国際映画祭パノラマ部門2011)など多くの国際共同制作を手がけている。また、トロント国際映画祭、トロントリールアジア国際映画祭のインターナショナルプログラマー、香港国際映画祭とカンヌ国際映画祭批評家週間のプログラムコンサルタントにも従事していた。
かつては、インターナショナルセールスエージェントのフォルテシモフィルムズのマーケティングと特別プロジェクトのディレクターを務め、香港アジアフィルムファイナンシングフォーラム(HAF)の委員やアジアンフィルムアワードのアドバイザリーメンバーも担った。ベルリン国際映画祭やシアトル国際映画祭をはじめとする多くの国際映画祭の審査員を務めた経験もある。

ジュリエット・シュラメック(ワールドセールス)

ジュリエット・シュラメック氏のポートレート写真

パリで生まれ育つ。パリ第二大学大学院とパリ政治学院で法律とビジネスを学びながらでカルチエ・ラタンにある洗練された映画館の一つで働く。その後、フランスの映画学校のラ・フェミスにて映画配給を専攻しレ・フィルム・デュ・ローザンジュ社で働き始める。(エリック・ロメールとバーベット・シュローダーによって設立された)インターナショナルセールス部門で働く前は、同社で劇場配給に従事していた。
2007年にMK2の一員になる。ヨーロッパへの映画セールスを担当したのち、海外配給、セールス、買付けのマネージングディレクターに就任する。彼女が担当した監督は、チャールズ・チャップリン、デヴィッド・リンチ、フランソワ・トリュフォー、ロベール・ブレッソン、ガス・ヴァン・サント、グザビエ・ドランなどである。
買い付け及び共同制作の最新作はパヴェウ・ハヴリコフスキ監督『Cold War』(カンヌ国際映画祭最優秀監督賞)、ジャ・ジャンクー監督『Ash Is Purest White』(カンヌ国際映画祭コンペティション)、ジャック・ドゥミとアニエス・ヴァルダコレクションなど多くの国際的に著名な監督作品である。同時に若手監督に作品も手がけている。

※このほか、ベルリナーレ・タレンツ(ベルリン国際映画祭)より、フロリアン・ウェグホルン氏(プログラム・マネージャー)も講師として参加します。

「Talents Tokyo 2018/タレンツ・トーキョー 2018」開催概要

会期 平成30(2018)年11月19日(月曜日)~11月24日(土曜日)
会場 有楽町朝日ホール他
主催 東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、国際交流基金アジアセンター、タレンツ・トーキョー実行委員会
提携 ベルリナーレ・タレンツ(ベルリン国際映画祭)
協力 ゲーテ・インスティトゥート、東京ドイツ文化センター
公式サイト http://talents-tokyo.jp/
問い合わせ タレンツ・トーキョー実行委員会事務局(kino international内)
TEL: 03-6459-2684

「タレンツ・トーキョー」は、アジアの若手の映画監督やプロデューサーが東京に集い、世界で活躍していくためのノウハウや国際的なネットワークを構築する機会を得るプロジェクトです。近年、世界の主要な映画祭において、本プロジェクトの修了生たちがめざましい活躍を見せています。