1996年より国際交流基金アジアセンターと国際文化会館が共同で実施しているアジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP)は、これまでにアジア諸国のさまざまな分野において際立ったリーダーシップを発揮している知識人をフェローとして130名以上招へいしてきました。毎年9月初旬から約2カ月間、フェローたちは国際文化会館に滞在し、よりよい市民社会の実現に向けて、国境や専門分野を超えた人的ネットワークの構築をめざし、知的共同作業に取り組んでいます。
今秋も、多様な分野で活躍する下記の8名のフェローが「Imagining Plural Asias: How Can We Enrich Interrelationships across Borders?」を共通テーマに、アジアが抱えるさまざまな課題や経験を共有し、対話を重ねます。本フォーラムでは、その2カ月にわたる対話の成果を交えながら、8名のフェローがそれぞれの専門や国の現状について発表するとともに、上記のテーマのもと、さまざまな価値と共通基盤を同時に内包するアジアが、いかに持続的かつ多様性豊かな社会を築けるか、今後の展望とともに議論します。
皆様のご来場をお待ちしております。
イベント詳細
日時 | 2018年10月31日(水曜日)午後3時から7時 (開場:2時30分) |
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会場 | |
司会 | 水野孝昭(神田外国語大学) |
言語 | 英語/日本語(同時通訳つき) |
入場 | 無料(要予約) 定員:100名 |
申込み | ALFP公開フォーラム申込みフォーム |
問合せ | ALFP事務局 TEL:03-3470-3211 E-mail:Program@i-house.or.jp |
主催 | 国際交流基金アジアセンター、国際文化会館 |
スケジュール詳細
午後2時30分:開場
午後3時00分:開演
午後3時05分:プレゼンテーション1~4(各15分)
午後4時05分:Q&A
午後4時25分:休憩
午後4時40分:休憩終了
午後4時40分:プレゼンテーション5~8(各15分)
午後5時40分:Q&A
午後6時00分:休憩
午後6時10分:第2部
午後6時45分:Q&A
午後7時00分:閉会挨拶
発表順・タイトル
1.シロット・ウオン(カンボジア)
「カンボジアと“多様なアジア”像」
2.アスミン・フランシスカ(インドネシア)
「自然災害におけるインドネシアの挑戦―人権の観点から見た心の健康の保護とは」
3.リディア・ルボン(マレーシア)
「ノンフィクション映画でインパクトを生み出すこと」
4.アロンゴット・マイドゥアン(タイ)
「境界を越えたコミュニケーションツールとしての映像」
5.澤西三貴子(日本)
「国連による草の根民主主義の促進―グローバル、ローカル、リージョナル」
6.スン・ドン(中国)
「和解への道はあるのか?―思想の対立を乗り越える」
7.アジズ・アリ・ダード(パキスタン)
「国家と周縁地域の想像―ギルギット・バルティスタン州の場合」
8.サムラート・チョードリー(インド)
「流動性から硬直性へ―境界、アイデンティティー、ポストモダンの危険性」
登壇者プロフィール
アスミン・フランシスカ Asmin Fransiska
アトマ・ジャヤ・カソリック大学法学部 上級講師(インドネシア)
リディア・ルボン Lydia Lubon
ドキュメンタリー映像作家・プロデューサー(フリーランス)(マレーシア)
アロンゴット・マイドゥアン Alongkot Maiduang
科学技術教育振興研究所 学術担当官 / ジュットプラカーイ(Judprakai)紙 芸術文化ジャーナリスト (タイ)
シロット・ウオン Silot Uon
SeeChange International Cambodia キャリア・アドバイザー(カンボジア)
澤西 三貴子 Sawanishi Mikiko
国連民主主義基金(UNDEF) 次長(日本)
孫冬(スン・ドン) Sun Dong
詩人 / 南京財経大学国際協力・交流室 副室長・教授(中国)
サムラート・チョードリー Samrat Choudhury
作家 / フリージャーナリスト(インド)
アジズ・アリ・ダード Aziz Ali Dad
アガ・カーン地域支援プログラム(AKRSP)知識管理・コミュニケーションスペシャリスト(パキスタン)
プロフィール詳細は下記のALFPウェブサイトのフェロー情報を参照 https://alfpnetwork.jfac.jp/fellow/