写真:井田裕基
開催レポートを公開しました
シンポジウム「三陸国際芸術祭の歩みと未来」/響きあうアジア2019 開催レポート
「響きあうアジア2019」プログラムの一環で、「三陸国際芸術祭」のこれまでの歩みと今後の展望を議論するシンポジウムを開催します。
「三陸国際芸術祭」は、東日本大震災の被災地、三陸沿岸地域を中心に郷土芸能とアートの力で被災地の復興、活性化することを目的に2014年から開催されている芸術祭です。国際交流基金アジアセンターでは、民俗芸能が同じく盛んな東南アジアより民俗芸能団体を招へいし、「三陸国際芸術祭」と連携しながら三陸地域の方々との文化交流を行ってきました。
シンポジウムの第1部は、「三陸国際芸術祭」をさまざまな映像資料から振り返り、第2部は、同芸術祭が三陸地域にもたらす影響・インパクトについて有識者をパネリストに迎え議論します。基調講演には、初回の2014年より「三陸国際芸術祭」の主会場の一つとなっている大船渡市の戸田公明市長にご登壇いただきます。
被災地、三陸地域の発展、「三陸国際芸術祭」の未来を国際交流の視点を交えながら、会場にいらっしゃる皆様と考える機会となることを期待します。
※ご来場のみなさまに、ブックレット「三陸×アジア 地域を元気にするこころと文化の行き交い」をもれなくプレゼントいたします。
↓クリックして全体をみる [PDF:1MB]
日時 | 2019年7月6日(土曜日)13時30分~18時00分 |
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会場 | |
言語 | 日本語(本シンポジウムは日本語のみで行われます) |
料金 | 無料 |
定員 | 100名(定員になり次第、締め切りとさせていただきます) |
申込 |
事前申し込み制(第1部または第2部のみの参加も可能です) 下記の申込ページにて、必要事項をご記入のうえお申込みください。 |
主催 | 国際交流基金アジアセンター |
共催 | 東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) |
プログラム
13時30分~15時30分
第一部「三陸国際芸術祭」の歩み
- 三陸の郷土芸能ドキュメンタリー『三陸の芸能』上映
撮影・編集:阿部 武司 東北文化財映像研究所代表 - 『三陸国際芸術祭2014~2019』ダイジェスト映像 上映
編集:前川 十之朗 みんなのしるし合同会社代表社員 - アジアからの応援メッセージ
制作:武藤 大祐 群馬県立女子大学准教授 - 解説 佐東 範一 三陸国際芸術祭プロデューサー/NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク代表
15時30分~16時00分
休憩
16時00分~18時00分
第二部 シンポジウム「三陸・国際・芸術祭の未来」
- 【主催者挨拶】
柄 博子 国際交流基金理事
中村 一郎 三陸国際芸術推進委員会委員長/三陸鉄道株式会社社長 - 【基調講演】
戸田 公明 大船渡市長 - 【シンポジウム/パネルディスカッション】
モデレーター:吉本 光宏 ニッセイ基礎研究所研究理事
スピーカー:- 赤坂 憲雄 学習院大学教授 「芸能の力を信じてみたい」
- 鏡味 治也 金沢大学教授 金沢大学教授 「バリの人にとって芸能とは」
- 加藤 種男 クリエイティブ・ディレクター 「震災復興における芸能/芸術祭の役割-メセナの思想」
ディスカサント:相澤 久美 NPO法人震災リゲイン 代表理事/一般社団法人サイレントヴォイス 理事
「響きあうアジア2019」とは
国際交流基金アジアセンターは、活動5年目の結晶として、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典、「響きあうアジア2019」を開催いたします。国を超え共に創り上げた舞台芸術、映画から、東南アジア選手による混成サッカーチーム「ASIAN ELEVEN」と日本チームとの国際親善試合、“日本語パートナーズ”のシンポジウムまで、お互いの文化が刺激しあって生まれた珠玉のイベントの数々を楽しめる機会です。この祭典は、国際交流基金アジアセンターがこれまで5年にわたり行ってきた相互交流の成果を振り返るとともに、日本と東南アジアとの関係をさらに深めるための起点となることでしょう。
「響きあうアジア2019」は、東南アジアでも展開予定です。
本事業はbeyond2020の認証事業です。