ASIA center | JAPAN FOUNDATION

国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
心と心がふれあう文化交流事業を行い、アジアの豊かな未来を創造します。

MENU

第31回東京国際映画祭・国際交流基金アジアセンター特別賞受賞 『武術の孤児』上映&ホアン・ホアン監督トーク

日本

(c)Dadi Century (Beijing) Co.,Ltd

開催レポートを公開しました。
第31回東京国際映画祭・国際交流基金アジアセンター特別賞受賞 ホアン・ホアン監督 『武術の孤児』特別上映&監督・関係者トーク 開催レポート

2018年に開催された第31回東京国際映画祭において、国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞したホアン・ホアン監督の来日に際し、『武術の孤児』の上映と監督トークショーを行ないます。

↓クリックして全体をみる [PDF:3.9MB]

『武術の孤児』上映&監督トークチラシ画像

イベント概要

日時 2020年2月1日(土曜日)15時~18時20分(14時30分開場)
会場

アテネ・フランセ文化センター アクセス
東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ 4階 Google map

入場 無料(予約不要)、定員130名(先着順)
言語 上映作品:日本語・英語字幕
トークセッション:日・中逐次通訳
主催 国際交流基金アジアセンター
協力 東京国際映画祭
問合せ 国際交流基金アジアセンター 文化事業第1チーム
E-mail:jfac_film@jpf.go.jp

プログラム

  • 15時:『武術の孤児』上映(14時30分開場)
  • 17時10分:トークショー(18時20分終了予定)

登壇者:ホアン・ホアン(映画監督/中国)
聞き手:石坂健治(東京国際映画祭アジアの未来部門プログラミング・ディレクター、日本映画大学教授・学部長)

※『武術の孤児』製作に携わった共同プロデューサーのホウ・シャオドン氏、スタッフのジョウ・シャオラン氏も来場予定。

上映作品

『武術の孤児』 Wushu Orphan[武林孤儿]

2018年/121分/カラー/中国/北京語/日本語字幕付き上映
監督、脚本、編集:ホアン・ホアン/チーフ・プロデューサー:グレース・チャン/プロデューサー:ワン・イェン/エグゼクティブ・プロデューサー:グワン・シュエ/撮影監督:リウ・ヨン/美術:モン・シュン/音響:ゲイリー・チェン/音楽:フォン・ジン
キャスト:ジン・ジンチェン/ホウ・ユンシャオ/リウ・ジーハン/マー・ジョンシャン/シー・ジー

1990年代後半の中国内陸部。中国武術を専門に教える中学校に国語教師として赴任したルー・ヨンホンは、武術の修行が中心の校風に、いわゆる文系教師として戸惑いながら教室での授業を行うが、上手くいかないことばかり。そんな彼の心のマドンナは保健室に勤める女医アン・ランだが、彼女の気持ちは分からない。逆に悩みのタネは、武術の修行になじめず脱走を試みるいじめられっ子のツイシャンだ。あるときツイシャンが再度の脱走を敢行して町の家族の元をめざし、事態が動き始める……。四季のパートに分割された本作は、それぞれの冒頭にカンフーの達人が旅を続ける幻想的なシーンを挿入し、またブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーへの言及があるなど、中国武術への愛が感じられる作りとなっている。ホアン・ホアン監督は北京電影学院の監督科に学び、本作で監督デビューを果たした期待の新鋭。

ホアン・ホアン監督 プロフィール

ホアン・ホアン監督のプロフィール写真

1985年中国・安徽省出身。2016年、北京電影学院監督科修士コースに進学、18年に卒業。35ミリ短編作品『No Country For Chicken』が第62回ロカルノ国際映画祭Leopards of Tomorrow部門に選出され、映画ビデオ字幕賞を受賞。

「国際交流基金アジアセンター特別賞」について

東京国際映画祭「アジアの未来」部門において、文化の違いを越え、国際的な活躍が期待される新鋭監督に贈られます。第31回東京国際映画祭では、審査委員はジェレミー・スゲ(ユニフランス 日本・韓国・東南アジア担当)、ピート・テオ(ミュージシャン/俳優/映画監督)、山下敦弘(映画監督)の3名が担当。受賞したホアン・ホアン監督にはトロフィーとともに、副賞として日本短期滞在の機会が贈呈されました。

第31回東京国際映画祭「国際交流基金アジアセンター特別賞」はホアン・ホアン氏に決定!

本事業はbeyond2020の認証事業です。