現代を生きる個人のアイデンティティや内面を描き出すことで国際的に高く評価され、東南アジア文学賞やセブン・ブック・アワードを受賞し、精力的に活動するタイの小説家、ウティット・ヘーマムーンの原作長編小説を、若者の日常的所作を鋭くとらえ現代演劇にアップデートする作風で世界の演劇界の注目を集めているチェルフィッチュ主宰・岡田利規が舞台化する、日タイ共同制作事業。バンコク公演の後、パリでも公演を予定。
2017年度、2018年度および2019年度の本事業はbeyond2020の認証事業です。
作品概要
主人公であるひとりの画家が、芸術活動とそれを取り巻く社会のなかで、自己を探し求めながら葛藤し、出会いと喪失を経験するストーリー。そこに、登場人物の内面や性愛感情が鮮やかに描かれながら、彼らが住む社会の歴史、政治変動の流れが投影される。
公演概要
公演日程 |
2018年8月22日(水曜日)から26日(日曜日) 計6公演 ※タイ語上演、日本語・英語字幕付 |
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会場 | チュラロンコーン大学文学部演劇学科 ソッサイパントゥムコーモン劇場 |
主催 | 国際交流基金アジアセンター、株式会社precog、チェルフィッチュ |
助成 | アーツカウンシル東京、セゾン文化財団 |