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国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
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岡田利規 + ウティット・ヘーマムーン 対談 「国民国家と芸術―タイについて考える」

日本

国際交流基金アジアセンターは株式会社プリコグと共同で、国際的な評価を得ている2人のアーティスト、岡田利規(演劇作家)とタイのウティット・ヘーマムーン(小説家)による新作コラボレーション・プロジェクトを進めています。ヘーマムーンの新作小説を岡田氏が台本化し、タイの俳優とともに舞台化するもので、初演は2018年を予定しています。昨年から今年にかけて、タイにて綿密な調査と聞き取りを行い、ワークショップなどを経て、先日俳優とスタッフがオーディションにて決定しました。

このたび、プロジェクトの準備のためヘーマムーン氏が来日するのを機に、金沢21世紀美術館にて両アーティストによる対談が開催されることになりました。

詳細についてはイベントのウェブサイトをご参照ください。

登壇者

岡田利規(演劇作家)

岡田利規  OKADA Toshiki
1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。同年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005~次代を担う振付家の発掘~」最終選考会に出場。07年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞。12年より、岸田國士戯曲賞の審査員を務める。13年には初の演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』、14年には戯曲集『現在地』を河出書房新社より刊行。16年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレ(ドイツ)のレパートリー作品の演出を3シーズンにわたって務める。

写真:宇壽山貴久子


ウティット・ヘーマムーン(小説家)

ウティット・ヘーマムーン  Uthis Haemamool
1975年タイ中央部サラブリー県ケンコーイ生まれ。バンコクのシラパコーン芸術大学絵画彫刻版画学部を卒業。2009年に発表した3作目の長編小説『ラップレー、ケンコーイ』(The Brotherhood of Kaeng Khoi)にて作家としての地位を確立し、同年の東南アジア文学賞とセブン・ブック・アワードを受賞。さらにCNNGoにて、タイで最も重要な人物の一人として掲載された。2013年には京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで実施されたアーティストワークショップ「Work in Memory」に、映画監督のアピチャッポン・ウィーラセタクンとともに招聘講師として参加。同ワークショップに参加した日本のアーティスト6名との交流を通じて執筆した中編小説『残り香を秘めた京都』を発表。2014年から2015年までタイの文芸誌『Writer Magazine』およびタイ国文化省現代芸術文化局発行の文芸誌『Prakod』の編集長を務める。

写真:カーン・サチャンニン

イベント詳細

タイトル 岡田利規 + ウティット・ヘーマムーン 対談「国民国家と芸術―タイについて考える」
登壇者 岡田利規、ウティット・ヘーマムーン
開催日時 2017年6月21日(水)18:30~20:30(開場18:00)
会場 金沢21世紀美術館 プロジェクト工房

石川県金沢市広坂1-2-1 ≫アクセス

入場料 1,000円(タイ料理の軽食・ドリンク付)
申込方法 こちらのフォームよりお申込み下さい(定員50名)。
言語 逐次通訳あり(タイ語-日本語)
ウェブサイト https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=69&d=1829
お問合せ 金沢21世紀美術館 学芸課 TEL 076-220-2801