ASIA center | JAPAN FOUNDATION

国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
心と心がふれあう文化交流事業を行い、アジアの豊かな未来を創造します。

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三陸国際芸術祭

日本

国際交流基金アジアセンターは、2015年より三陸国際芸術祭と連携し、郷土芸能・民俗芸能を通じて東南アジアを中心としたアジア各国と三陸沿岸をつなぐ交流事業を実施してきました。伝統芸能や民俗芸能が生活の一部として色濃く根づくアジア各国の芸能団体との交流を通して、国の異なる芸能の担い手同士が新たな発見を積み重ねながら創造性を刺激し合い、将来に渡る交流へとつなげていくことを目指し様々な事業を行ってきました。

2020年、新型コロナウイルスの世界的感染拡大によって、人々の生活や行動様式は一変しました。国境を越え人々が直接会って交流、創作することを基盤としてきた三陸国際芸術祭も、そのあり方を大きく見直さざるを得ませんでした。しかしそうした状況にある今だからこそ、交流は止めることなく進めていく必要があると考えています。

今年の三陸国際芸術祭は、アジアと三陸の芸能がこれまでとは違う形でつながり、新たな文化の営みを発信していく過程を共有することに重点を置いて事業を進めていきます。

三陸国際芸術祭ウェブサイト
https://sanfes.com

三陸国際芸術祭について
三陸沿岸地域には数多くの郷土芸能が存在し、幾世代にも渡って受け継がれてきました。三陸国際芸術祭は、東日本大震災で被災した郷土芸能や文化芸術の復興を図るとともに、次世代の芸能の担い手育成や、多様性のある文化の理解促進、国内外への三陸の魅力発信などを目的に2014年に開始されました。2018年からは、地方自治体と民間団体が構成する三陸国際芸術推進委員会が発足し、地域の連携を深めながら事業に取り組んでいます。

2021年度 アジアセンター共催事業「三陸×アジア」

ふえLab(実施期間:5月~9月)

アジア各国に存在する「竹笛」を共通テーマに、アジア(インドネシア、カンボジア)と三陸の芸能団体が互いに学び合いコラボレーション作品『髪長姫 アジアが紡ぐ笛ものがたり』を制作、成果発表までの一連の過程をオンラインを通じて行うプロジェクトです。成果は、「東京2020 NIPPONフェスティバル 共催プログラム」として実施します。

【成果発表】
2021年9月5日(日曜日)13時30分~16時30分
2021年9月12日(日曜日)13時30分から配信
イベント詳細
※当初は、2021年9月5日(日曜日)13時30分から16時30分にオンラインでライブ配信を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の現状に鑑み、感染防止に万全の対策を講じた上で、すべてのプログラムを事前に収録しお届けすることにしました。
そのため、配信日時を、2021年9月12日(日曜日)13時30分からに変更いたします。ご了承ください。

三陸縦断芸能キャラバン(実施期間:11月下旬~12月上旬)※中止となりました

「ふえLab」に参加したアジアの芸能団体を三陸に招へいし、三陸の芸能団体や学校などとの交流事業やトークセッションを開催します。
※新型コロナウイルス感染の収束が見込めない場合は、国境を越えた移動を伴わないオンラインでのプロジェクトに切り替える予定です。

「ふえLab」オンラインセッションとトークセッション(実施時期:12月中旬)

アーカイブ映像は下記からご覧いただけます。
三陸×アジアオンラインセッションとトークセッション(三陸国際芸術祭公式ウェブサイト)

  1. 「ふえLab」オンラインセッション
    「ふえLab」に参加したアジアと三陸の団体がペアを組み、音楽や踊りの学び合いを通して今後の交流の展開を模索します。
  2. トークセッション
    『髪長姫』及び「ふえLab」オンラインセッションに参加した6団体が登壇し、今年の三陸とアジアの交流を振り返るトークセッションをライブ配信します。セッションや作品の協働制作を通じ、どのような可能性や課題が見えたのかを話し合うとともに、未来の交流について語ります。

昨年度までの事業

Sanriku-Asian Network Project(サンプロ)
https://asiawa.jpf.go.jp/culture/projects/san-project/