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【アジア・文化創造協働助成 採択事業】芸術文化振興と社会創造における企業の役割 -ASEANネットワークの構築に向けて 東京会議

日本

東南アジア諸国と日本で、企業を中心とした芸術・文化振興のネットワークを形成し、多方向性ある交流と連携を進めていく、そのための国際会議を継続して開催しています。

文化は、それぞれの国や地域あるいは民族のアイデンティティの根幹です。経済のグローバル化が進む中、文化を相互に理解し尊重することの重要性がますます高まっています。特に多民族で構成される東南アジア諸国においては、民間レベルの交流を促す前提として、文化への相互理解は欠かせません。

日本では長年にわたり、企業が芸術・文化振興の牽引役として、各地域の多彩な文化を支え、文化による国際交流に貢献してきました。さらに独自の経営資源を活かした文化支援の手法を開発し、幅広い社会課題に対する提案を続けています。民間ならではの創意工夫に満ちた活動は、国や自治体による文化振興策よりも柔軟で、芸術・文化の多様性と先駆性を促進するうえで大きな役割を担うものです。

今回の一連の会議では、こうした日本企業の取り組みについて紹介するとともに、東南アジアの各国においても、文化による社会創造を推進するうえで、企業がどのような役割を果たし得るかについて意見を交わしていきます。さらに今後、ASEAN全体に広がる文化振興プラットフォーム「KMK ASEAN」の構築をめざします。

出演者

渡辺 健 (株式会社ベネッセホールディングス 直島事業室 室長)
ハリョ・スプロボ (ファースト・ステート・インベストメント 取締役社長、インドネシア)
クリッティヤー・カーウィーウォン(ジム・トンプソン財団、ジム・トンプソン・アートセンター芸術監督、タイ)
ヤテラ・ザニアル・アビディン(サイム・ダービー財団 取締役、マレーシア)
中村 俊郎(中村ブレイス株式会社 代表取締役)
スアン・フゥイー・オング(ナショナル・アーツカウンシル・シンガポール 芸術文化発展次長、シンガポール)
カリロ・ガントナー (シドニー・メイヤー財団会長、ハーグクラブ相談役、プレイボックス劇場前芸術監督、俳優、オーストラリア)
舟橋 香樹 (大日本印刷株式会社 ICC本部長/公益社団法人企業メセナ協議会 理事)

モデレーター:吉本 光宏 (株式会社ニッセイ基礎研究所 研究理事/公益社団法人企業メセナ協議会 理事、日本)

イベント詳細

タイトル 【平成27年度 アジア・文化創造協働助成 採択事業】芸術文化振興と社会創造における企業の役割 -ASEANネットワークの構築に向けて 東京会議
開催日時 2016年5月27日(金)15:00~19:00
会場 ベルサール東京日本橋
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー アクセス
会場連絡先:03-3510-9236
定員 150名
入場料 一般3,000円、学生1,000円、企業メセナ協議会の会員は無料
主催 公益社団法人企業メセナ協議会
共催 パートナー:都市研究ルジャックセンター(ジャカルタ、インドネシア)、マイ・パフォーミング・アーツ・エージェンシー マレーシア
詳細 http://www.mecenat.or.jp/ja/events/post/_asean_tokyo/