作・出演:アイサ・ホクソン(フィリピン)とヴェヌーリ・ペレラ(スリランカ)による『マジック・メイド』公演・関連プログラム

日本

国際交流基金(JF)は、SPAC-静岡県舞台芸術センターとの共催により、日本と東南アジアの舞台芸術関係者を対象とした人的交流事業「BIOTOPE(ビオトープ)」の一環として、2026年4月25日(土曜日)、26日(日曜日)、27日(月曜日)、29日(水曜日・祝日)にかけて、静岡で開催された「SHIZUOKAせかい演劇祭」にて、アイサ・ホクソンとヴェヌーリ・ペレラによる『マジック・メイド』を上演しました。また関連プログラムとして、同アーティストによるワークショップを開催。

『マジック・メイド』は、フィリピン出身のアイサと、スリランカ出身のヴェヌーリによる共同作品です。ジェンダーや労働、ナショナリズムの暴力性に焦点を当てた作品で国際的な評価を受けてきた二人は、自然な流れで『マジック・メイド』にたどり着いたといいます。多くの家事労働者を海外へ送り出してきた地域を出自とする二人は、そうした女性労働者たちの声を集め、家庭の掃除道具であり、かつてヨーロッパで魔女の象徴でもあった「ほうき」を身体の一部のように用いながら、パフォーマンスを披露していきます。
観客に「家政婦を雇っているか」と問いかける場面や、抑圧され、時に処刑されてきた家政婦たちの「ゴシップ」が紹介される場面もあり、観客自身の日常や価値観を問い直す契機にもなりました。
「ほうき学」と題したワークショップでは、箒にまたがって歩行するワークが行われ、参加者はその体験を通じて、自身の身体感覚や心理の変化を見つめ直しました。参加者からは「実際に動作を体験したあとに作品の説明を受けたことで、作品のコンセプトを観劇とは違う角度から理解することに繋がった」との感想が寄せられました。

両手にほうきを複数本持った女性が2人が、ステージで演じている。
(c) SPAC Photo by Y. Inokuma
ジャケットを着た女性2人が、ステージ上でブラシにまたがっている。
(c) SPAC Photo by Y. Inokuma
手前には女性1人が両手に2本ずつほうきを持ち、ブラシにまたがっている。奥には客席が薄っすら写っている。
(c) SPAC Photo by Y. Inokuma
室内の稽古場で、アイサ・ホクソン氏やヴェヌーリ・ペレラ氏が複数人の参加者に指導している。
(c) SPAC Photo by Y. Inokuma /
アイサ・ホクソン氏/ヴェヌーリ・ペレラ氏によるワークショップ

概要

日時 【公演】2026年4月25日(土曜日)、26日(日曜日)、27日(月曜日)、29日(水曜日・祝日)16:00開演
【ワークショップ(演劇実践者向け)】2026年4月27日(月曜日)15:00~18:00
【ワークショップ(一般向け)】2026年4月29日(水曜日・祝日)10:00~12:00
実施国(都市) 日本(静岡)
クレジット (公演)
コンセプト・創作・ドラマトゥルギー・出演:アイサ・ホクソン、ヴェヌーリ・ペレラ
製作:ムーゾントゥルム劇場
 
(ワークショップ・演劇実践者向け)
講師:アイサ・ホクソン、ヴェヌーリ・ペレラ
 
(ワークショップ・一般向け)
講師:アイサ・ホクソン、ヴェヌーリ・ペレラ
主催 国際交流基金(JF)、SPAC-静岡舞台芸術センター
お問い合わせ 国際交流基金(JF)文化事業部舞台芸術チーム

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