海外巡回展「東京ビフォー/アフター」カンボジア、フィリピン、インドネシアで開催

インドネシア, カンボジア, フィリピン

東京をテーマとした写真展「東京ビフォー/アフター」をカンボジア、フィリピン、インドネシアで開催しました。本展は写真評論家・飯沢耕太郎氏の監修のもと、「東京2020オリンピック・パラリンピック」を契機に企画された国際交流基金の海外巡回展です。

1930〜40年代の東京を捉えた雑誌『光画』や写真集『NIPPON』、桑原甲子雄の作品と、2010年代以降に活躍する荒木経惟、森山大道、蜷川実花、佐藤信太郎、有元伸也、林ナツミ、題府基之、小林健太らの作品約80点を対比的に紹介しました。二つの時代の写真表現を通し、時代とともに変化を続ける巨大都市・東京の多面的な姿を映し出すとともに、その過去・現在、そして未来へと想像を広げる展覧会となりました。

壁に展示されているモノクローム写真の前で1人の女性がマイクを持って説明している姿を見ている鑑賞者の後ろ姿。
マニラ会場の様子

各開催地では、多くの来場者がそれぞれの写真に写し出された東京の街や人々の姿に足を止め、新旧の作品を見比べながら鑑賞する様子が見られました。ジャカルタでは、会期中に展示解説に加え、インドネシアの写真家Oscar Motuloh氏を迎えたトークイベントも開催。写真を通して都市や時代の変化について考える機会となりました。

ギャラリーの壁面に飾られた果物や日用品などを写した色鮮やかな静物写真を見ている3人の後ろ姿。
ジャカルタ会場の様子
チェマラ6ギャラリー・トゥティ・ヘラティ・ミュージアムにて、11名が会場の椅子に座って、パンフレットのようなものを読んでいる。
トークイベントにてステージ上で2人が椅子に座って話している。プロジェクターには東京ビフォー/アフターの説明をしているスライドが表示されている。
ジャカルタではトークイベントも開催

来場者からは、「著名な写真家を含む、日本の写真家たちを知るよい機会だった」、「東京には何度も訪れているが、この展覧会によって東京という都市の新たな面を発見することができた」といった声が寄せられました。

本展は今後、インド、モーリシャスへの巡回も予定しています。

概要

期間 カンボジア・プノンペン:2025年3月21日~4月20日
フィリピン・マニラ:2025年5月16日~7月31日
インドネシア・ジャカルタ:2025年9月8日~28日
場所 ソソロミュージアム(プノンペン)、エスタンシャモール(マニラ)、セマラ 6 ギャラリー - トゥティ・ヘラティ・ミュージアム(ジャカルタ)