海外巡回展「焼締―土の変容」インド4都市で開催

インド

日本で独自の発展を遂げた「焼締」に焦点を当てた展覧会をインドのチェンナイ、ベンガルール、コルカタ、デリーで開催いたしました。焼締は、釉薬を用いず高温で焼成する、やきものの最も原初的な技法の一つで、その起源は4〜5世紀にまでさかのぼります。中世から近世にかけて技法が確立され、備前や信楽、常滑などの産地を中心に発展してきました。本展では、その歴史的な歩みをたどりながら、茶陶における焼締や、日本人の日常生活に欠かすことのできない食の器としての焼締作品、現代の陶芸作家たちによる、焼締の技法を用いたオブジェ作品まで、多彩な焼締作品を紹介しました。

焼締の展示を眺めている来場者の後ろ姿。
デリー会場風景

4都市で延べ2万5千人をこえる多くの方に来場いただき、来場者からは「実際に作品をみて、技法や美意識を理解する良い機会となった」「日本や日本文化への関心が高まった」「日本文化を身近に感じることができた」といった好評の声が寄せられました。

概要

期間 インド・チェンナイ:2025年9月16日~29日
インド・ベンガルール:2025年10月18日~26日
インド・コルカタ:2025年12月3日~17日
インド・デリー:2026年2月3日~15日
場所 チョーラマンダル・アーティスツ・ビレッジ(チェンナイ)、カルナータカ州立美術ギャラリー「チトラカラ・パリシャット」(ベンガル―ル)、インド博物館(コルカタ)、インディラ・ガンディ国立アートセンター(デリー)