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ASEAN-Japan Music Festival 2019 in VIETNAM ―prayer for peace―/響きあうアジア2019 開催レポート

Report / 響きあうアジア2019

出演者メッセージ

イベントの様子 会場の写真3
チョン・ヒエウによるパフォーマンス

EXILE ATSUSHI

杉さんの30年にも渡る社会貢献活動、福祉活動などの節目の年に、今回の音楽祭により、ASEAN諸国の国同士が、このような文化的な交流で交わる瞬間に立ち会わせていただいたことを本当に光栄に思いました。そして僕らのような歳下の次の世代が、このイベントを受け、どう行動していくべきか、心から考えさせられる、そんな機会を与えていただきました。本当にありがとうございます。

倖田來未

(披露した曲について)
今回は「愛のうた」「POP DIVA」を歌唱しました。倖田來未の代表曲でもあり、倖田來未というアーティストを表現できる楽曲を持っていきたかったので、この2曲にさせていただきました。
「愛のうた」には「ひとつずつ光をつないで遠くの君のもとへと届けよう」という歌詞が入っているのですが、ベトナムと日本を繋ぐ、そんな架け橋になるような歌になればいいなと思い歌唱いたしました。
POP DIVA」は歌って踊れる曲であり、私らしいパフォーマンスを魅せて、皆さんと一緒に盛り上がり、ひとつになれればいいなという思いがあり、歌唱いたしました。

(音楽祭に参加しての感想)
このようなイベントで日本の代表として、杉良太郎さんにお声掛けいただけたこと、本当に嬉しく思っていますし、素敵な音楽祭に出席させていただき、すごく感謝しています。そして沢山のASEAN各国のアーティストの方々と交流させていただき、国は違っても、言葉は通じなくても音楽に国境はないんだなと、また杉さんを筆頭に皆さんとの絆を感じました。今後もご協力できる機会があれば、是非また参加させていただければなと思っています。

三浦大知

大きな愛に溢れるとても素敵なイベントでした。
国を超えて、言語を超えて、音楽で一つに繋がるという事の素晴らしさをアーティストの皆さん、関わったスタッフの皆さん、会場にいらした皆さん、そして杉さんに改めて教えていただきました。本当にありがとうございました。ベトナムは今回で2回目なのですがとても優しく穏やかな方が多い国のように思います。ASEAN-Japan Music Festivalは様々な文化や価値観を音楽で繋いでいくとても重要なイベントだと思います。その大切なステージに僕も立たせていただきとても光栄でした。ありがとうございました。

Noo Phuoc Thinh/ヌー・フック・ティン[ベトナム]

(披露した曲について)
Mãi mãi bên nhau」は大阪観光促進のために日本の観光庁に依頼され、作った曲です。選曲の理由として、観光大使としての役割を大事にしていることと、3年前、大阪観光推進キャンペーンに参加した時の大阪の美しい風景や思い出を振り返ろうと思ったことがあります。
Wanna stay in love」は今のベトナムの若い世代が好む曲調(EDM)でもあることから選曲しました。この場で披露することにより、ベトナムの音楽も、アジアの今の音楽の潮流を掴んでいることをアピールする意図もありました。

(音楽祭に参加しての感想)
今回声をかけていただいてとても光栄に思います。今回の音楽祭は盛大で、時間をかけてしっかり準備されていると感じました。これも日越関係が密に発展している証拠だと思います。今後のASEAN各国間の関係だけでなく、日越交流の促進も含めて、少しでも貢献できたことを光栄に思います。

Dong Nhi/ドン・ニー[ベトナム]

(披露した曲について)
Kẹt Nguyệt」 はアルバム「Ten on Ten」の中で一番好きな曲です。10周年記念のライブ以外で披露したことがなく、好きな曲を披露できる機会(特別なステージ)を探していた。このような盛大な音楽祭は、海外の皆さんにこの曲を紹介するにあたり、非常に良い機会でした。
「Xin lỗi anh quá phiề」 はアルバムで最初にMVを作り、反響が非常に良かった曲です。今の音楽のトレンドを持ちあわせ、テンポがよく、躍動感のある曲調です。

(音楽祭に参加しての感想)
このような国際的で盛大な事業に出演する機会を下さり、心から感謝しております。海外の友に、ベトナムの素晴らしい一面を見せられるよう、微力ではあるが、貢献出来ることをとても嬉しく、そして光栄に思います。

Trong Hieu/チョン・ヒエウ[ベトナム]

(披露した曲について)
ベトナム代表として、海外の観客の前で披露するので、自分の音楽の特徴を強く打ち出せ、自信もってパフォーマンス出来る2曲を選びました。
Anh đổ rồi đây」は今年6月にリリースしたばかりの新曲です。ベトナムと海外の作曲家による共作で、世界で好まれる曲調であると同時に、ベトナムの若者が好むEDM要素も組み込まれています。
Say Ah」は聴きやすく、歌いやすく、ノリが良い曲。海外の皆さんの前で披露した時、言語が分からなくても、一緒に歌え、楽しめるこの曲を選びました。

(音楽祭に参加しての感想)
一番印象的だったのは、この音楽祭のテーマである「平和への祈り」についてです。音楽活動をしている人の最終目標は、人々が楽しみ、繋がりあうことを通して、何かしら社会に役立つことだと思っています。この音楽祭で、微力ではありますが、音楽を通じて平和を広める活動に貢献することができたと思います。これからも、より良い社会になるよう、自分の努力が誰かの刺激になればと思っています。
また、今回経験豊富な海外、国内のスタッフと一緒に仕事することができ、皆さんがすごく小さなことから気にかけて、大事にしてくれていることを感じることができ、すごく嬉しく思っています。特に、杉さんに心からお礼申し上げます。杉さんのベトナムに対する想い、番組に対する想い、そして人々がつながっていくことへの願いがひしひしと伝わってきました。
この音楽祭に参加できたことで、友達が新たにでき、新たなことも学べ、自分の音楽への想いを共有することができました。この機会を与えてくれた皆さんにお礼を申しあげます。

会場の様子 ステージ上での出演者たち(サイ・サイ・カム・レンさんと倖田來未さん)
会場の様子 ステージ上での出演者たち(ファクルル・ラジさんとアレクサンドラ・ブンスアイさん)

Fakhrul Razi/ファクルル・ラジ[ブルネイ]

(披露した曲について)
1曲目のタイトル「DAMBA」は「憧れ」を意味し、 様々な障害があろうとも、良いこと、喜ばしいことを切望することで悪い状態を変えていきたいというメタファーを含んだ曲です。 平和を促進し、そのためにはたらきかけることがどれほど困難であっても平和を望み続ける気持ちを表現しています。
2曲目の「Senyuman Gelapmu」は、悲しい曲調ですが、人生における悲しい瞬間は、より輝かしい側面に感謝するためにあり、平和を促進するためには、まず私達一人ひとりの内面が穏やかな状態であるべきだと実感させてくれるような歌です。

(音楽祭に参加しての感想)
このような壮大な規模の音楽祭に参加することは、あらゆるアーティストにとっての夢といえます。 私個人としても、自分自身の音楽を広め、世界のほかの地域の歌手から学ぶことができるような機会だと思います。

Andien/アンディン [インドネシア]

(披露した曲について)
Indahnya Dunia (邦題:この世の美しさ)」は、信じる人を愛情のまなざしで見ることで、世界の美しさを実感できるということを歌った曲です。 また、「Together We Will Shine」は、音楽祭のテーマに非常に合っていると思い、選曲しました。
総じて、人々が手と手を取り合い、共に生きていくことの大切さについて表現したいと思いました。

(音楽祭に参加しての感想)
長い間私の情熱そのものであった歌を通して、世界の平和についてのメッセージを広める機会を得たことを本当に光栄に思います。今回の音楽祭で人々に良い影響を届けることができていたら嬉しいです。またこのようなイベントが行われることを楽しみにしています!

Alexandra Bounxouei/アレクサンドラ・ブンスアイ[ラオス]

(披露した曲について)
ຮັກເຈົ້າຕະຫຼອດໄປForever love」は、恋愛に関する曲ですが、 恋人同士だけでなく、友人や家族との関係にも通じる内容であると思います。「The Sun Will Shine Again」は、人生はどんなに暗くて多くの不幸があっても、その状態がずっとではなく、いつか太陽がまた輝いて、明るくなるという、元気が出るような応援ソングです。

(音楽祭に参加しての感想)
この音楽祭では、異文化の壁はなく、様々な国の人々が音楽を通じて交流でき、協力して一つになれたと思います。参加できて、本当に心から感謝しております。

NEW&JIEW/ニウ ジウ[タイ]

(披露した曲について)
2曲とも私たちが有名になったきっかけをつくった曲であり、NEW&JIEWを代表する曲でもあります。

(音楽祭に参加しての感想)
NEW:たくさんのアーティストと出会うことができ、嬉しく思います。皆さん有名な曲も多く、ファンもたくさんいます。皆さんの歌がとてもすばらしかったです。今回、皆さんと同じ音楽祭に参加できることを、とても楽しみにしておりました。
JIEW:とてもいい雰囲気の音楽祭で、単に出演する以上のものも得られました。たくさんアジアの友達ができました。共演した皆さんが特別で、自分にとっても新しい世界を開いた気持ちでとても嬉しいです。これからも自分の経験として活かしたいと思います。もし機会があったら、またASEAN-Japan Music Festivalに参加したいです。

会場にて 出演者全員の集合写真

ASEAN-Japan Music Festival 2019 in VIETNAM ―prayer for peace― 開催概要

日時:2019年7月28日(日)20時~22時30分(ベトナム現地時間)
会場:Vietnam National Convention Center(ハノイ)
テレビ放送:2019年8月11日(日曜日)20時10分~22時(ベトナム現地時間) VTV1チャンネルにて放映
主催:国際交流基金アジアセンター
共催:ベトナム国営テレビ(VTV)
企画協力・制作:株式会社杉友
後援:外務省