
2025年10月30日から11月7日まで、シンガポールにおいて、「Time Travel in Ginza Street of Meiji Era - Hyper Edohaku(ハイパー江戸博:明治銀座の時間旅行)」を会場であるJapan Creative Centreとの共催で開催しました。
本展では、東京都江戸東京博物館が開発・制作したXR(※)コンテンツ「エクストリーム江戸博」を、現地向けに多言語化・仕様を最適化し、来場者参加型の体験展示として紹介。あわせて、東京都江戸東京博物館所蔵の明治時代の銀座を描いた錦絵のレプリカや人力車などの模型も展示し、XR体験と実物資料を組み合わせることで、日本の歴史や文化を伝えました。
来場者は、VR(仮想現実)とMR(複合現実)を活用した没入型コンテンツを通じて、明治時代の銀座の街並みを歩きながら、日本の歴史を体感しました。
※XR(Extended Reality)は、VR(仮想現実)、MR(複合現実)、AR(拡張現実)など、現実世界と仮想世界を融合させる先端技術の総称です。

会期中には、東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館の学芸員・沓沢博之氏をシンガポールへ派遣し、オープニングイベントとして講演会を開催しました。
講演では、本展の背景にあるテーマの一つである「江戸から明治への交通手段の変化」を切り口に、江戸東京博物館が取り組む歴史資料とデジタル技術を融合した展示・教育活動について紹介いただきました。
参加者は熱心に耳を傾け、講演後には活発な質疑応答が行われるなど、江戸時代から明治時代にかけての東京の歴史や文化への理解を深めました。
会場では、「まるで明治時代の銀座に入り込んだようだった」「熱気球や馬車鉄道の体験が特に印象的だった」「VR・MRを通じて日本の歴史や交通について楽しみながら学ぶことができた」といった声が聞かれたほか、「友人にも勧めたい」「またこのような体験型展示を開催してほしい」といった感想も寄せられ、XR技術を活用した新しい歴史体験として、多くの来場者から好評を得ました。

沓沢 博之(くつさわ ひろゆき)
神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士前期課程修了。2007年より東京都江戸東京博物館学芸員。専門は日本民俗学および日本近代史。博物館では展覧会のほか、アプリケーション開発などデジタルコンテンツの整備を担当。著作・論文に『日本のタイル100年 美と用のあゆみ』(共著)2022年4月 トゥーヴァージンズ発行、『江戸のスポーツと東京オリンピック』2019年7月(特別展図録)、『企画展 東京150年』 2018年8月(企画展図録)、「興行街から活動写真街へ―公文書から見る明治末浅草六区の変容」『東京都江戸東京博物館 調査報告書第33集』2018など。
| 期間 | 2025年10月30日(木曜日)~11月7日(金曜日) |
|---|---|
| 会場 | Japan Creative Centre |
| 主催 | 国際交流基金 |
| 共催 | Japan Creative Centre |
| 特別協力 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館 |







