国際交流基金は、2022年12月3日(土)、当基金日本語国際センター(埼玉県さいたま市)にて、「海外滞在型事業への参加経験の活かし方-地域に根差した活動につなげるために-」と題したセミナーを埼玉県と共催し、40名の方にご参加いただきました。
本セミナーは、日本語パートナーズ(NP)派遣事業のフォローアップ事業の一環として、首都圏在住のNP経験者や、埼玉県内で多文化共生・国際理解活動に取り組む団体等との交流を目的として開催しました。
当日は、NP経験者及び日米草の根コーディネーター派遣(JOI)プログラムの経験者から、派遣先での経験や学びが帰国後の地域に根差した活動にどのように活かされているかを発表いただきました。また、令和3年度埼玉グローバル賞を受賞されたNPO法人AEA(All Education Academy)様からは、活動に参加している小中学生自身に国内での活動の様子をご紹介いただくとともに、代表者の方に若い世代が実際に海外に滞在し活動することの意義等についてお話いただきました。
また、会終了後には参加者の皆様同士の懇談時間を設け、所属先等の垣根を越えて交流いただき、時間が足りなくなるほど会話が弾んでいました。
終了後のアンケートでは、参加者から「様々なセクターからのお話が聞けて良かった」「自身が参加した海外派遣プログラムの経験の価値を改めて考える機会になった」「実地開催のため、昨年度のオンラインセミナーとは違って、会終了後に参加者同士で対面交流できてよかった」等のお声をいただきました。