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こいのぼり

台湾での生活も残り1か月となりました。

4月の連休後から新型コロナウイルス感染症が一気に広がり始め、最近では1日8万人などと日本以上の感染者数となっています。台湾では店に入るときに、誰がいつどこにいたかを追跡し、感染者との接触を確認できるようにするため、QRコードを読み込み、SMSを送ることが必要でした。4月28日からなくなりましたが、たまに残っている場所を見ると懐かしく感じます。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真1
店に入るときに読み取り必須だったQRコード

さて、5月5日こどもの日に合わせて、授業でこいのぼりを作成しました。
なぜこいのぼりを飾るのかや、ゴールデンウィークについて説明。鱗となるものは好きなものを持ってきてもらい各グループで作成しました。

折り紙、ビーズ、スーパーの広告など様々で、見ていて楽しいこいのぼりでした。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真2
現地で活躍する日本語パートナーズの写真3

授業で作成したこいのぼり

せっかくなので私も台湾らしさのあるこいのぼりを作りたいと思い、作成しました。
さすが台湾。声を掛けたらすぐに材料が集まりました。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真4
生徒や先生に頼んで集めた飲料カップの蓋

完成したものは5月14日の潮州高校の80周年記念イベントに合わせて飾りました。学校を気持ちよさそうに泳いでいます。

はじめは5月5日が終わってから飾るという学校側からの希望に戸惑いがありました。なぜ、こどもの日が終わった日に焦点を当てて飾るのかと。でも、ひな人形のように長く飾ってはいけない理由はないと思い、飾ることにしました。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真5
完成したこいのぼり

台湾では3月ごろにこいのぼりが飾ってあったり、クリスマス、さくら、こいのぼりの絵が壁に描いてあったりします。日本では行事が終わったらすぐに片付け、次の行事のものを飾るので、季節外れの絵にはじめはびっくりしました。中には、台湾は四季がないから、季節をあまり気にしないと教えてくれた台湾の方もいました。

場所、気候が違えば考え方も違う。日本での普通や当たり前は外に出れば通用しない。自分の今までの生活の中の普通に当てはまらないことに戸惑いもありますが、日本との違いを知り、いろいろな考え方を学ぶことができているように感じます。

Writer
台湾 屏東縣
岩澤 茉樹さん

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