Xin chào(シンチャオ・こんにちは)!ハノイでの活動もほぼ終わり、5月下旬の今は、帰国に向けての書類づくりや帰国報告会の準備をしているところです。
私たちベトナム8期は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で派遣期間が短く、活動自体もイレギュラーなものになりました。以前のように長期で派遣されていた時とは活動内容が異なると思いますが、次のような活動を行いました。
1.「日本からの手紙」の動画作成。渡航前に、希望するNP(日本語パートナーズ)で実施しました。
2.4月の個人派遣校での活動を終了後、5月にグループでの活動。NP数人または14人全員で学校を訪れ、折り紙・日本の歌・おまもり作り・書道・遊び・こいのぼり作り・浴衣の着付けなど、日本文化体験のできる特別授業を行いました。
3.授業で使える「動画スキット」の作成。5月末に、希望するNPで実施しました。
今回は、5月の活動について、ご紹介します。2.のグループ活動は、最多135人に授業を行い、累計1,000人を超えました。生徒との文化交流なので、準備等、大変でした。個人で行うわけではないので、話し合いや作業も必要。意見が異なることもありましたが、目的は“より良い授業をする”ため、思いは同じだったと思います。準備作業をみんなでするのも、楽しい時間でした。
また、当日も、急な時間の変更(短縮)や、会場に合わせた設営なども含め、対応力が試される場面がたくさんありました。例えば、20分の計画を急遽10分で回したこともありました。現地校の先生方の助けもお借りしながら、いろんな生徒への対応も必要です。今思い出しても、よく計画を全うできたなぁと思います。見事なチーム力でした。派遣前の長い期間をくぐり抜けてきた8期メンバーの底力でしょうか。このような機会が持てたことに、ほんとうに感謝です。
さて、ここまで書くと、とても慌ただしい毎日のようですが、そんな中でも、時には休日の時間を利用して、ハノイやベトナムの生活を楽しんでいます。ベトナムのカフェ文化、と言われるように、ホアンキエム湖や西湖周辺をはじめ、徒歩圏内でも、ゆっくりお散歩したり、カフェでくつろいだりできるところがたくさんあります。
先週末は、帰国前の時間を使って、ダナンに行きました。ここは当初、コロナウイルスの影響で中止となったベトナム7期として派遣される予定だった地域なので、私にとって、いろんな思いがつまった訪問でした。ビーチの光景・ドラゴンブリッジ・バインセオ・ホイアン・バーナーヒルズと、たっぷりダナンを楽しみ、悔いなくハノイへ戻りました。
残りの日々は、ハノイでの活動に全力集中。ちょっとさみしいけど、いいお別れをしたいです。