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試され磨かれる日々ー実習生の支えー

現在、私が活動している学校には2人の実習生が来ています。2人の実習生は、日本の大学を卒業した優秀な方々です。私は、2人の実習生に助けられながら日々を乗り越えています。

マレーシアでは、急遽いろいろなことが決まります。学校行事もその1つです。もちろん、年間スケジュールはあります。しかし、年間スケジュールがあったとしても、5日前でも内容の詳細がほとんど決まっていないということが珍しくありません。そのため、私は日々、柔軟性が試され磨かれています。

先日、外国語クラブにて茶道と浴衣の着付けを行いました。外国語クラブには、日本語履修者だけでなく、韓国語や中国語などを履修している生徒も参加しています。

ある日CP先生から「萌佳さん、茶道と浴衣は明日できますか?茶道には、大福もほしいです。」と言われました。予定よりも2週間前倒しでの開催でした。そのため、「抹茶が無い!大福が無い!紹介用のスライドも作ってない!」という状況でした。そんな時、「萌佳、大丈夫?なにが必要なの?」と声をかけてくれたのが、2人の実習生でした。

終業後すぐに、車で約1時間もかかるショッピングモールへ買い出しに付き合ってもらいました。さらに、「あまり思い悩まないで、シンプルでいいんだよ。」と優しい言葉をかけてくれました。

当日も、スライド操作と説明の補足(マレー語への通訳)、クラスコントロール等、全てにおいて、実習生がサポートしてくれました。

茶道の説明を行う様子

お茶を点てる様子。当日は、日本の雰囲気がでるようにと浴衣を着ました

茶道が終わったら、次は隣の教室で浴衣の着付けをしました。

生徒に浴衣を着せる様子

初めての浴衣に嬉しそうな生徒

任期も折り返しとなりましたが、まだまだマレーシアスタイルに対応していくことに難しさを感じる時があります。しかし、そんなときに日本で長期間過ごした経験を持つ実習生に支えられています。

他ならぬ、「キラ先生」と「アシラフ先生」だから、日本人である私を理解してくれる。そして、寄り添ってくれる。私は、この2人との出会いに日々感謝し、これからもより一層柔軟性を磨いていきたいと思います。

いつも支えてくれる実習生の「キラ先生」と「アシラフ先生」。週末は、車で色々な所に遊びに連れて行ってくれます!

Writer
マレーシア スランゴール
横澤 萌佳さん

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