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チェンライのダムロン中学高校について 「日本の学校との違い」

10月1日から学校は休みに入ったにも関わらず、大学受験を控える高校3年生だけは10日まで補講があった。日本語の授業もできるだけ先に進んでおくというので毎日2時間の授業に私も参加した。

7時半頃学校に着くと、学生の4、5人のグループが校庭のあちこちで、登校途中に買ってきた朝御飯を食べている。これは日本ではない光景だ。以下、日本では見慣れない様子を記す。

毎朝7時45分、校歌の放送を合図に校庭に集合して朝礼。国旗掲揚と国歌斉唱。学生の代表が仏典を読み上げてみんながワイ(合掌)をする。ホームルームはなく、学生が各科目の教室に移動する日本の大学方式。1時間目8時10分開始。60分授業。8時間目の4時10分で終了。この間ベルもならず、学生のトイレ許可を機に先生の裁量で休憩時間がとられる。学生は空き授業の時に昼ご飯を食べている。

先生も学生が揃ったころを見計らって教室に出ていくので時には授業開始が30分くらい遅れることも。うーん、「「マイペンライ(気楽に行こう)」のタイ時間か?日本時間に慣れている私はどうも落ち着かない。学生も心得ていて、テスト勉強などをして待っている。(テストが多い)

今後もいろいろ慣れないことが出てくるだろうが、順応することが大切だと思う。

 

写真
チェンライのダムロン中学高校の朝礼
Writer
タイ チェンライ
村上 眞理子さん

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