Selamat Hari Guru!!
Happy Teacher’s Day!!
先生の日おめでとう‼
マレーシアでは毎年5月16日は「hari guru(ハリグル/先生の日)」です。
生徒から、たくさんのメッセージやプレゼントをもらいます。 日本にはない行事なので、感激しました! 担当しているクラスの生徒からは、なんと、タイトな赤いワンピースをいただきました‼ “pakai dengan boyfriend sensei!! pasti dia sukaaa!!” 「彼氏と過ごす時に着てください‼ 彼は気に入ってくれるはず‼」 というメッセージが添えられていました。さすが女子高です! さらに、SNSが大好きな生徒たちは、「先生、着てみてください! 写真撮って、Instagramに上げましょう!」と‼ さすがにそんな勇気は……(笑)
今年のハリグルのテーマは「学生時代に戻ろう!」ということで、先生たちが学生服を着ることになりました。生徒から借りていた先生もいれば、この日のために仕立てた先生もいました。職員室の中がまるで生徒だらけ! 先生たちも盛り上がっていて、とても楽しかったです。
私も日本の高校の制服を着ました。マレーシアは今コリアブームですが(韓国のドラマやアーティストの放送がたくさんあるためです)、その前は、日本ブームでした。そのため、先生たちの世代は日本のドラマをたくさん知っています。特に人気があるのは、学生ドラマ『GTO』! 先生たちは私の学生服を見て「Onizuka! Onizuka!」と、『GTO』の主人公の名前を叫ぶほど大喜びです! 日本の学生服に興味津々で、日本では季節によって制服が変わることなど、制服にまつわる話も聞いてくれます。 生徒たちも、学生服には浴衣以上に喜んでくれて、「写真! 写真!」で、スター気分でした(笑)この国では、ドラマのようなミニスカートは再現できませんが、文化交流の小道具として、学生服はオススメです。
ハリグルの会は、講堂で行われます。生徒たちから愛のこもった出し物と、先生たちのおもしろい出し物がありました。私は、アシスタントをしている日本語の先生と歌を歌いました。曲目は、「STAND BY MEドラえもん」 という映画の主題歌「ひまわりの約束」です。1番は日本語・2番はマレー語で歌いました。シャイなのに、歌が上手で、マイクを持つと人格が変わってしまう日本語の先生との歌の練習は楽しかったです(笑)。
ちなみに、私は週明けの授業に、日本の現代の歌を生徒に聞いてもらっています。虫食いの歌詞カードを用意して、最初の2回は聞き取りの練習→答え合わせと歌詞の説明→最後にみんなで歌うという流れです。「ドラえもん」が大好きな生徒たちは、この歌もすぐ好きになってくれました。
授業で歌った曲ということもあり、私が歌を披露すると、生徒たちも一緒に歌ってくれました。この歌は、いつも一緒にいてくれる人に対する感謝の歌。別れの歌でもあります。 うれしいことに、発表の後生徒の何人かが「先生の歌を聴いていたら、泣いてしまった。先生が日本に帰ってしまうことを考えたら寂しくて……」と言いに来てくれました。
あらためて、生徒がいとおしくなるハリグルでした!