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ランパーン ガンラヤニー校の職員室

タイに日本語パートナーズとして派遣され早2ヶ月になろうとしていますが、職員室のイメージが変わりました。とにかく生徒が良く出入りします。

小テストは職員室での口頭試問。授業でやった会話の内容をペアになり先生の前で言わなければなりません。日本語を始めたばかりの中学生が意を決して入ってくる様子はかわいくて、試験なのに多分私の目じりは相当下がっているはずです。(笑)

高校生になると宿題の日本語チェックを聞いてくる子が多く、大体合っているのですが「惜しい!」といった所を直してあげます。 なんとなく遊びに来る子も多いです。高校生になっても自然に先生と遊んだり話したり、お互いにごくごく自然に接しています。

そんな中、学園祭が終わり、私が職員室にいると、例によって1人、2人と集まってきました。そのうち卒業した先輩も加わり水習字などで遊んでいるうちに、その内の1人が「日本名がほしい」ということになりました。適当につけてもなかなか「気にいった」と言ってくれません。やっと「希(のぞむ)」という名前を気にいってくれました。これは「希望」の「希」でとてもいい名前だよと教えると、次の日のフェースブックに「私の日本語の名前は“希”です。うれしい」と載っていました。その名の通り「プログラマー」になる希望が叶う事を先生も陰ながら祈っています。

 

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Writer
タイ ランパーン     台湾 新北
北林 淑則さん

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