インドネシア3期の山口美佐保です。最近の授業の様子、日本語クラブ活動の様子を報告します。
① 職業について教える授業で使う絵カードを作りました。A4コピー用紙を使い,別のコピー用紙上半分に文字を記入し,絵が透けて見えないように貼り付けました。その絵カードを11年生(日本の高校2年生に相当)の授業で使用しました。生徒たちはしっかり絵を見て日本語を考え、正解の文字が見えると,「やっぱり!」「ほら!」「えっー」と熱くなっていました。
私の赴任した西ジャワ州バンドン県SMA Pasundan Banjaran高校のLisda先生はとても力のある先生で、日本語の知識・運用能力の高さは言うまでもなく,生徒一人一人を大切にし、楽しくかつ厳しくクラス運営をされています。日本語パートナーズ(NP)の活用もしっかり考えてくださり,授業や学校生活の中で活動する場面を設けていただいています。今回もその一つです。
② 日本語クラブは10年生から12年生までの約50名のクラブです。赴任当初から担当させていただいています。折り紙で「かぶと」を作り、それを「金魚」に変身させると、生徒たちは驚き、「私も、私も」と競って参加してくれました。また「ぴょんぴょんかえる」も折りあがると、早速生徒たちはどれだけ跳んだか競争をしていました。
どのクラスもNPが授業に入ることを楽しみにしてくれ、またLisda先生も細やかな配慮をしてくださるので,まだ3週間とはいえ気持ちはしっかりSMA Pasundan Banjaran高校の一員になっています。