私が派遣されているバディンデシャー(シン シンハセニー)ノンタブリー学校(通称バディンノン)は、バンコクのすぐ隣のノンタブリー県にある中高一貫校です。全校生徒数は約1200人と少なく、先生と生徒の距離も近いように感じられます。
バディンノンでは11月27日にスポーツデイがあり、それに向けてチアの練習や吹奏楽の練習が毎日行われています。スポーツデイでは、ピンク、オレンジ、青、緑の4つのカラーに組み分けされて戦います。昼と放課後にはすでにカラー対抗のスポーツ大会が行われていて、フットサルやバレーボールの試合を応援する女子生徒たちの悲鳴のような叫び声が毎日校内に響きわたっています。
日本語の授業は、選択と専攻のクラスがありますが、私は高校1年生から3年生までの専攻のクラスのみ担当しています。日本語クラブがないので、文化紹介は授業の時間を使って行います。
先日は高校2年生の授業で、授業内容に関連させて浴衣を紹介しました。この時は授業がメインで、生徒たちは浴衣を羽織って腰ひもを結ぶところまで体験しましたが、時間や準備の関係上続きは次の機会に持ち越しとなりました。
生徒たちは日本語を学ぶこと以上に、日本の文化について学ぶことに関心が強く、体験型の文化紹介には特に積極的に参加してくれるので、これからも文化紹介の時間を作れるようにしていきたいです。