今日(1/12)、念願のスカイプ交流をやっと実現できた。赴任直後に生徒たちと約束していたのだが、諸々の事情のためなかなか叶わなかった。相手校は私が昨年まで勤めていた大阪府立藤井寺高校。こちらインドネシア・東ジャワ州バンギルでは、1日に数回停電するのが常だが、今日のこの時間帯は神様が味方してくれたようだ。
バンギルからは12年生の日本語選択クラス50数名、相手校は国際交流委員会の生徒たちの有志10名ほど。向こうのスカイプ画面が立ち上がるのを今か今かと食い入るように見つめること30分。やっと日本の生徒たちの姿が映し出されると、歓声の後なかなか前に出てこない。待っている間の30分と、その前の授業でもみっちり日本語での質問の練習をしていたはずなのに。
それでも相互のやり取りが進むにつれ、緊張も徐々にほぐれ、ついには日本の歌を熱唱する男子生徒も登場。授業中には聞いたこともないようなきれいな発音で、見事に日本の歌を歌っていた。そのうち全員でのインドネシア語版「ドラえもん」の歌まで飛び出した。聞いていた日本人生徒もびっくりすると同時に大歓声。
今度は、日本側から女子生徒が美声を披露。インドネシア側からは「かわいい!」の大連呼。次にインドネシア側は、みんなで踊ってほしいと日本側に要求。困った日本人生徒たちは、なんとかインドネシアの高校生の要望に応えようと必死。「恋するフォーチュンクッキー」を携帯からダウンロードし、若い先生(24歳男性)を 筆頭に恥ずかしそうに踊ってくれた。かくして1時間にわたるスカイプ交流は、今後も継続することを約束したのち終了。特筆すべき質疑応答例は以下の通り。
(イ)いつも何で学校へ行っていますか
――(日)自転車です。
――(イ)爆笑
(日)インドネシアでは何で行きますか
――(イ)バイクです。
――(日)おおー!
(イ)今、気温は何度ですか
――(日)9度です
――(イ)おおー!