インドネシア4期、スマラン市派遣の小塚未央です。
楽しい日本語の授業をするためにはまず、CP(カウンターパート)とNP(日本語パートナーズ)同士が仲良くなければいけないなということで、派遣された当初から“日本食を作ろう会”が開催されています。この前で4回目の開催となったこの企画は既に定例会となりつつあります。
生徒に日本食を紹介する前に先生が知ってなきゃダメでしょ!ということで、第1回目はたこ焼きを作りました。派遣先校でたこ焼きを紹介した際、練習した成果もあってとてもスムーズに作ることができました。第2回目の開催時にはカレーライスを作りました。日本のカレールーには原材料に豚が使われているものが多くあります。私のCPはイスラム教徒なのでハラル食品であるかの確認は絶対です。派遣先校で日本食を紹介する際にもイスラム教徒の生徒がほとんどなので、豚やアルコールが使われていないか等の確認は必ずします。
第3回目には天ぷらうどんを作りました。日本から持参したうどんだし(関西風)を使い、普段私たちが食べている味を体験してもらいました。また、天ぷらはかき揚げを作りインドネシアと日本の揚げ物の違いを話しました。待っている間、お互いの文化紹介をすることも忘れません。
ついこの前行われた第4回目には、日本のお餅を紹介しました。最初は醤油ときな粉で食べてもらい、次にぜんざいを作りました。インドネシアの食べ物は極端に言うと辛いか甘いかなので、甘いぜんざいは私のCPにもとても好評でした。
最初の緊張感はどこへやら…今ではCPとNPの仲はとても良く、授業もテンポよく進めることができています。“日本のファンを増やすこと”を目標に活動してきましたが、自分の身近な人から日本を紹介できているのかなと思います。