バリ州デンパサール・サラスワティ外国語大学から感謝状をいただきました。3月1日に開かれた同大学日本語学科学内カラオケ大会で津軽三味線を弾いたことに対するもので、審査員を務めた他のNP(日本語パートナーズ)にも贈られました。
日本語学科のカラオケ大会はとても楽しく熱気があり、当然ですが日本の歌ばかりです。私が聞いたことのない新しい歌もあって、日本の音楽がリアルタイムで受け入れられていることに感心します。 それに引き替え私は、バリに来るまでガムラン以外バリの音楽を知りませんでした。
そんな私でしたが、昨年暮れから週1回、バリの歌を教わる歌会に参加してきました。そこからのご縁で日本語補習校で三味線ワークショップを開いたり、マリンバ・ピアノとコラボしたり、ウブドのビラで弾く機会もいただきました。そんな中でバリの有名なミュージシャンと出会うチャンスがあり、最近出会った2人を紹介したいと思います。
まずは笛の名手・グステジャさん。グステジャワールドミュージックというバンドを率いています。私の三味線を聞きに来てくれたご縁で演奏会に行きましたら、もうほんとにすばらしい。ガムランの楽器でメンバーを構成し、バリらしい雰囲気ですが、まったく新しい。その場でCD3枚買ってしまいました。学校でCPの先生に聞いたら「バリで一番有名」と教えてくれました。
もう一人はギタリストのバラワンさん。こちらもバリの伝統楽器やアジアの楽器でバンドを構成しています。バリらしい雰囲気ですが、驚きのギターテクニックで新しい音楽を聴かせてくれます。CDを買おうとしたらプレゼントしてくれました。
バリの学生たちが日本の新しい歌を知っているくらいに私もバリの新しい音楽を知っていたいと思いますが、もう帰国です。しかたがないので、クタで音楽CDを25枚ほど大人買いしました。