インドネシア3期の山本です。のほほんと過ごしているうちに、派遣期間はあと1か月……！
さて、私の派遣されている高校は、と～ってもいい学校です（親ばかというかNP（“日本語パートナーズ”）ばか？）！ 先生もいい方たちばかりなのはもちろん、生徒たちはカワイくて素直、さらに優秀なんです。この学校に派遣されたおかげで、「勝利の感動」のおすそ分け体験がなんと2回もできてしまいました。
その1：生徒が日本語弁論大会全国2位に！
地区大会を勝ち抜いたわが校の生徒、なんと全国大会でも2位に輝きました。もともと優秀な生徒なので、手伝えたのは練習の付き合いや発音やイントネーションを直すくらい。でも、NPがいたことで生徒のモチベーションUPに少しでも貢献できていたらいいなと思っています。発表の瞬間、表彰の時間は、感動でいっぱいでした。
その2：高校対抗パフォーマンス対決のテレビ番組で優勝！
ある日学校に行くと、「あれ、今日授業ないよ」……。帰ろうかなと思っていると、ある先生が「これから生徒とテレビ収録に行くから、一緒に見に来る？」と誘ってくれました。喜んでついていくと、そこは日本でも入ったことがないテレビ番組の収録スタジオ。収録するのは高校対抗でパフォーマンスを披露し、審査員に順位を決めてもらう番組です。派遣校を含め、4校での対抗戦でした。リハーサルでの演技は他校のほうがすごく感じられ、正直優勝は無理かも……と思っていました。
ところが本番収録前の短時間に猛練習し、なんと優勝をかっさらってしまいました！ これにはびっくりで、優勝の瞬間は引率の先生と飛び上がって喜びました。演技にはインドネシア格闘技のシラットも組み込まれており、その演技をしたのが日本語クラスの生徒です。クラスではほんわりした雰囲気の子が、シラットの構えをしたとたん、すごく引き締まった表情になったのが印象的でした。
